10月1日のビットコイン(BTC)円は1691万3762円から取引が始まった。東京時間は小動きに終始し、午後1時1分に米政府機関の一部が閉鎖してもほぼ無風だった。しかし、欧州時間に入り金(ゴールド)相場が上昇し始めると、BTCも連れて1710万円を回復した。その後、ADP雇用レポートで月間雇用者数が予想外の減少となると、利下げ期待から米金利の低下に逆行して1730万円台に乗せた。米最高裁がクックFRB理事の即時解任を認めないと判断したことで、相場は一時値を下げるも、米2年債利回りが低下し米国株相場が上昇するなか、粘り腰を発揮し1740万円を回復。終値は1744万6934円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。