8日のビットコイン(BTC)円は1649万6860円から取引が始まった。東京時間は週末の反発から一転し、1645万円絡みで揉み合いに終始したが、欧州時間に差し掛かるとドルや米金利の下落を眺めて1660万円まで戻した。米国時間序盤には、金利が一層低下するなか、米国株相場の上昇に連れて1667万円まで上昇。しかし、序盤の上昇後にナスダックが上げ渋ると、BTCは1660万円周辺まで水準を落とした。米国時間終盤からは材料難で1650万円から1660万円の間で揉み合いに転じ、終値は1653万円。ドル建てでは11万2000ドル(≒1649万円)を回復し、先週の米雇用統計後の下げ幅を縮小した。

ビットコインチャート
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

続きはこちら

著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】