2日のビットコイン(BTC)円は1609万6286円から取引が始まった。東京時間は前日からの買い戻しの流れが続き、短期下降トレンドラインが走る1630万円を回復し、終盤にはドル円相場の上昇も相まって1630万円台後半まで戻した。米国時間に差し掛かると、米株先物の下落に連れて一時1620万円周辺まで反落するも、全米供給管理協会(ISM)が発表した製造業の景気指数(PMI)や雇用指数が景気拡大と縮小の閾値である50を割り込んだことで、FRBによる利下げ期待から相場は1650万円まで反発した。その後は上げ渋る展開となるも、主要経済国の長期債利回りが上昇するなか底堅い推移が続き、終値は1652万2171円と先週末の下げ幅をほぼ奪回した。

ビットコインチャート
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

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