7月1日のビットコイン(BTC)円は1543万4741円から取引が始まった。東京時間序盤は小動きに推移するも、終盤にかけてやや軟化すると、海外時間にはトランプ減税法案を巡ってトランプ大統領とマスク氏が再び批判の応酬を展開し、テスラの時間外取引での急落に連れて1525万円まで下落した。米国時間序盤には、強めのJOLTs求人件数や米製造業PMIを受けて一時は反発するも、米短期金利上昇による利回り曲線のフラット化で上値を圧迫された。ECBフォーラムでのパウエルFRB議長の発言も相場の重石となり、終盤にかけて1520万円まで水準を下げると、引け後には一時1515万円まで下落。終値は1519万2291円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。