24日のビットコイン(BTC)円は1536万9889円から取引が始まった。前日の相場上昇を受けて東京時間序盤は若干の揺り戻しとなったが、下げ幅は限定的となり1520万円を維持。終盤には1530万円を回復した。欧州時間に入ると、イスラエル・イランが停戦を維持するかを巡り不安定な値動きとなるも、やはり下値は限定的だった。米国時間には、カンファレンス・ボード(CB)の消費者信頼感指数が下振れた他、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が、大半のFRBメンバーが下半期の利下げを支持していると発言したことで、1530万円台後半に戻すも、ドル円相場の下落によって上げ幅は限定され、終値は1537万5643円とほぼ変わらずだった。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。