19日のビットコイン(BTC)円は1522万3973円から取引が始まった。BTCは前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過したものの、中東情勢の先行きを巡る懸念から底堅くも上値の重い展開となり、東京時間は前日終値を挟み込み揉み合いに終始した。

海外時間に入るとドル円相場の上昇に支えられ、一時は1530万円にタッチしたが、トランプ大統領が条件付きでイラン攻撃を承認したと報じられる中、米株先物の下落に連れてマイナス圏に沈んだ。ただ、米国時間はジューンティーンスの祝日で薄商いとなり相場は下げ止まると、終値にかけて買い戻しが入り反発。終値は連日ほぼ変わらずの1522万7900円となった。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

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