
4日のビットコイン(BTC)円は1518万5617円から取引が始まった。東京時間は手掛かり不足で概ね1520万円台での推移に終始すると、欧州時間には1530万円に一時浮上した。一方、米国時間に差し掛かるとBTCは反落。序盤には1520万円を割り込み、その後は全米供給管理協会(ISM)の非製造業景気指数(PMI)の下振れを受け、1500万円まで水準を下げた。直後には米金利の低下によって買い戻しが入るも、ドル円相場の下落や米国株相場がまちまちな推移となり、ジリ安に推移した。終値にかけては1500万円を挟み込み小動きとなり、1499万4332円でこの日の取引を終えた。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。