著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
9月1日のビットコイン(BTC)対円相場は270万円〜285万円レンジ内で推移し、対ドルで節目20,000ドル水準となる280万円を挟み込む展開が続いている。280万円周辺から小甘い展開で始まった昨日のBTC相場だったが、米国の新規失業保険申請件数減少と8月のISM製造業雇用指数の改善を受けて、①本日の米雇用統計が強めに出る懸念と、②それによる米連邦準備制度理事会(FRB)の政策引き締め余地拡大で、BTCはやや下げ足を速め274万円近辺まで押した。一方、ディフェンシブセクターを筆頭に米株が反転すると、BTCも連れ高となり今朝方に下げ幅を奪回。20,000ドル水準を維持した。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成