著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

5日のビットコイン(BTC)対円相場は11,867円(0.43%)安の2,736,006円と終値ベースではほぼ変わらず。ドル建てでは節目の20,000ドル(≒271万円)を僅かに上回った。

週明けのBTC相場は悪材料が続出した週末から一転して自律反発の様相で20,000ドル水準を回復。昨日は欧州時間にノルウェーの石油・ガス労働者によるストライキを受けた天然ガス価格急騰でユーロが急落しドルが急騰すると、BTCは上げ幅の殆どを解消したが、景気後退懸念で米長期金利も低下する中、米株が安寄り後に切り返し、BTCも反転。下に往って来いを演じた。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。