著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

17日のビットコイン(BTC)対円相場は反発し、終値は前日比3.48万円高(+ 6.37%)と16日の下げ幅をかき消した。16日朝方の米連邦準備理事会(FRB)緊急利下げ発表を受け、一時は株式市場の混乱につられる様に値を安くしたBTC相場だったが、50万円周辺で安値拾いの買いが入り反発すると、17日も流れが続き徐々に高値を切り上げる展開となった。欧州時間には一時上値を重くする場面もあったが、NY時間に米トランプ大統領と同国議会が、1兆ドル(≒108兆円)規模の財政出動の調整をしていると発表し、市場がこれを好感すると、欧米株や金塊相場が反発。BTCもつられる様に反発するし、今朝方には60万円をタッチした。

続きはこちら

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。