著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
13日のビットコイン(BTC)対円相場は1.08万円安(- 1.45%)の74万円。この日の相場は三日ぶりに下落するも、終値ベースでの下げ幅は限定的だった。ビットコインキャッシュ(BCC)とビットコインSV(BSV)のハッシュレートが引き続き低水準で推移する中、BCCとBSV主導で幅広く売りが広がり、BTCは東京時間に一時72万円まで安値を広げた。しかし、昨日はイースター後の月曜日で一部アジアと欧州の市場が休場となり、NY市場時間までは73万円周辺で比較的落ち着いた値動きに終始した。NY時間には、ダウ工業株30種とS&P500種の下落を受け金塊相場に買いが入ると、BTCもつられる形で反発。上げ幅は限定的だったが、東京時間の下げ幅を縮小し終値を迎えた。