バイナンスは27日からステーキングサービスで仮想通貨Lisk(LSK)のサポートを開始した。ステーキングは該当の仮想通貨を保有することで、保有量に応じて報酬が与えられるサービスだ。
27日からバイナンスはユーザーのLSK残高を記録する。LSKステーキングの最初の報酬は3月31日まで計算されて分配される。その後は、毎月20日までにステーキングの報酬を分配するという。
LSKネットワークは、コンセンサスアルゴリズムとしてDPoSを採用している。LSKのDPoSは、仮想通貨の保有量(ステーク)によって重みづけられた投票によって選ばれた「デリゲート」がブロック承認を行う。上位のデリゲートに選出されれば、報酬を得ることができる。
バイナンスは昨年9月にステーキングサービスを開始している。ネオ(NEO)、オントロジー(ONT)、ヴィチェーン(VET), ステラ(XLM), コモド(KMD), アルゴランド(ALGO), クアンタム(QTUM)、ストラティス(STRAT)などをサポートしている。
コインチェックは1月から開始
Liskのステーキングでは日本の仮想通貨取引所コインチェックが1月に世界で初めて実施している。
コインチェックの場合は、10LSK以上を保有しているユーザーがステーキングの報酬を受け取る対象となる。付与予定日は毎週水曜日となっている。
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