仮想通貨取引所バイナンスが韓国でサポートセンターを開設したことがわかった。コインデスクが14日、報じた

バイナンスは昨年、韓国フィンテック企業BxBの株式5億ウォン分(約4700万円)を取得。BxBは韓国ウォンを裏付けとしたステーブルコインを発行した企業だ。

さらに両社はバイナンスが韓国ユーザー向けサポートセンターを運営する際にBxBが運営サポートすることでも合意。バイナンスは2019年10月に韓国当局に申請した現地子会社が承認を受けたことも明らかにしており、この子会社がBxBと協力してサポートセンターを運営する。

報道によると、出資したのはバイナンスのインキュベーター部門のバイナンスラボではなく、バイナンス本体から直接行われた。

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは「BxBとともに韓国市場の今後の計画について考えている所だ」と話した。

BxBのステーブルコインKRWbをバイナンスのBNBと取引できるようにすることなどが想定されている。また、バイナンスではまだ韓国ウォンの取り扱いがないことから、今後取り扱い通貨としてサポートを開始されることも期待される。