バイナンスのインキュベーター部門バイナンスラボは、人工知能(AI)とバイオテクノロジーへの投資に重点を置くため、YZiラボにブランドを変更した。
1月23日の発表によれば、バイナンスの元CEOであるチャンポン・ジャオ氏がインキュベーターが手掛けるスタートアップ企業に対し、指導とメンタリングに積極的に取り組むという。
バイナンスラボの共同創設者であるエラ・チャン氏も、新たにブランドを変更したインキュベータープログラムの責任者として復帰する。また、YZiラボはプロジェクト創設者のための12週間の対面レジデンシープログラムを再導入する予定だ。
新たにブランドを変更したこの会社は、AI、ブロックチェーン、バイオテクノロジー分野を探求し、新しいユースケースに資金提供する計画だ。バイナンスラボはすでにYZiへのブランド変更前から、分散型科学プロジェクトやAIスタートアップへの投資を模索していた。2024年8月には、AIを活用した分散型アプリケーションの開発を支援するため、2つのAI企業への投資を発表した。
これらのプラットフォームの1つがサハラAIであり、ユーザーはオンチェーンでの帰属を通じて知的財産権を維持し、分散型AIのインフラ、知識ベース、メンテナンスへの貢献に対して報酬を受け取ることができる。
バイナンスラボはまた、AI駆動のアプリケーションを構築し共有することを可能にするAIスタートアップのマイシェルにも投資した。
11月には、バイオテクノロジーの資本形成に焦点を当てたアクセラレータープログラムであるBIOプロトコルに投資し、分散型科学のニッチ市場に進出した。
分散型科学とは何か
分散型科学(DeSci)は、規制上の問題や既存の医療大手の利益不足のために資金調達が困難な医薬品開発の資金調達をサポートする新しい方法だ。
2024年のDeSci エコシステム マップ. Sources: Messari/Joshua Jake
DeSciは、トークン化されたインセンティブ、スマートコントラクト、分散型自律組織を通じ、研究者に適切な資本形成、オンチェーンのピアレビュー、国境を越えた協力のためのツールを提供することを目指す。
DeSciは新興のセクターであるが、この分野のプロジェクトは仮想通貨コミュニティを超えて認知され始めている。研究者に仮想通貨で報酬を支払い、論文をピアレビューするプラットフォームであるリサーチハブは、2024年12月に世界有数の科学雑誌「ネイチャー」に掲載された。
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