仮想通貨取引所バイナンスは、アルゼンチンで公式な仮想通貨サービスプロバイダーとして登録されたことにより、同国のユーザーに対してモバイルおよびウェブアプリケーションが「完全に利用可能」になったと発表した。

コインテレグラフに共有された発表によると、バイナンスはアルゼンチンの国家証券委員会(CNV)の仮想資産サービスプロバイダー(VASP)登録簿に組み込まれたことを強調した。同取引所は、カザフスタン、インド、インドネシアでの登録に続くものでこれが世界中の規制当局との20番目の登録であると述べた。

9月9日にバイナンスの子会社であるトコクリプトがインドネシアの商品先物取引規制機関から公式ライセンスを取得している。

アルゼンチンのユーザーはバイナンスを公式に利用可能に

発表では、同社がアルゼンチンのユーザーに対して全てのサービスを提供できるようになったことを強調した。

バイナンスによると、同社のモバイルアプリケーションとウェブサイトは「アルゼンチンのユーザーに完全に利用可能」になったという。

バイナンスのラテンアメリカ担当責任者ギレルメ・ナザール氏は、この発表の中で、同社が「先進的な規制」を支持しており、それが業界の安全な普及を継続させると信じていると述べている。ナザール氏はまた、同社がアルゼンチンを重要な市場と見ていると語った。

「アルゼンチンはバイナンスにとって重要な市場だ。仮想通貨コミュニティと社会全体の利益のために、最も持続可能で安全な方法で業界を発展させるために当局と緊密に協力し続ける」

ナザール氏は、コンプライアンスが同社の戦略の重要な要素であることを強調し、ユーザー保護のための国内外の基準の発展に貢献できると考えていると述べている。

元バイナンスCEOが米国の刑務所から釈放

一方、仮想通貨取引所の創設者で元CEOのジャオ・チャンポン氏が最近、米国の刑務所から釈放された。

9月27日、元バイナンスCEOはマネーロンダリング防止違反で4か月間服役した後に解放された。ジャオ氏は刑務所から釈放されたが、元バイナンスCEOは取引所の管理や運営を禁じられている。

9月5日、現バイナンスCEOのリチャード・テンは、ジャオ氏が仮想通貨取引所の管理および運営から今後一切の関わりを禁止したと明らかにしている。

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