仮想通貨取引所バイナンスは、タイの法執行機関と協力し、犯罪集団を摘発するための情報を提供したと発表した。
この作戦は「Trust No One(誰も信用するな)」というコードネームで行われ、犯罪組織のメンバー5人が逮捕され、2億7700万ドル(約413億円)相当の資産が押収された。すでに3200人以上の被害者が補償請求のために当局に連絡を取っている。
タイ警察のサイバー犯罪捜査局(CCIB)は、バイナンスと米国土安全保障省(HSI)と協力して、タイで仮想通貨詐欺を行っていた犯罪組織を摘発した。
CCIBのタナタス・カングルアンブトル氏は、バイナンスによる捜査に対する貢献に感謝を表明した。「バイナンスの調査チームを含む主要なパートナーとの迅速な情報交換を通じて、犯罪者の逮捕につながった。バイナンスは、詐欺とサイバー犯罪との戦いにおいて、私たちの重要な同盟者であり続ける」と彼は語った。
バイナンスの金融犯罪コンプライアンス責任者ティグラン・ガンバリャン氏は、「デジタル資産エコシステムへの信頼を回復する」ために、世界各地のさまざまな当局とのパートナーシップを続けると述べた。
バイナンスは、仮想通貨関連の犯罪と戦うために業界のさまざまな関係者と協力し続けている。2022年には、同年のカーブ・ファイナンスのハッキングに関連した45万ドル相当の盗まれた資産を回収し、凍結している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン