仮想通貨取引所バイナンスは9日、新たに3つの法定通貨へのサポートを発表した。VISAカードを通じて、チェコのコルナ(CZK)、ブルガリアのレフ(BGN)、ルーマニアのレウ(RON)でビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、バイナンスコイン(BNB)を購入できるようになった。

今回はVISAカードを通じての対応だが、近い将来にはマスターカードへの対応も行う予定としている。

2020年に入ってから、バイナンスは法定通貨へのサポートを積極的に進めている。既にポーランドズロチ(PLN)やスウェーデンクローナ(SEK)、さらにタイバーツや豪ドルのサポートを発表済だ。

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは3日のブログの中で、「2020年の主要な目標の1つは、仮想通貨を大衆化することだ」と語り、最終的に世界180の法定通貨で仮想通貨取引を可能にすることを目指すと宣言している

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