米国第2位の銀行であるバンク・オブ・アメリカが、仮想通貨に特化した新しい研究チームを設立する。ブルームバーグが8日に報じた

バンカメでデータ・イノベーション戦略グループのアルケシュ・シャー氏が調査チームの責任者となる。

バンカメでグローバルリサーチ部門を統括するキャンディス・ブラウニング氏は、「仮想通貨やデジタル資産は、急速に成長している新しいエコシステムの一つだ」と話し、「我々は強力な業界分析やマーケット決済プラットフォーム、ブロックチェーンの専門的知見を持ち、リーダーシップを提供できるユニークな立場にある」と話した。

バンカメのアナリストの中にはビットコインなどの仮想通貨に批判的なものもいる。特にボラティリティが大きいことが理由だ。5月には米上院銀行委員会でブライアン・モイニハンCEOは「我々は仮想通貨に対して融資を行わず、仮想通貨の取引や投資を円滑にすることを主な業務とする企業を対象とはしていない」と話した。

一方で同行はここ最近、仮想通貨の採用に向けた小さな一歩を踏み出している。5月にもパクソス決済サービスに参加したとする報道も出ている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン