仮想通貨ビットコインの先物取引を手がけるバックトのマイク・ブランディナCEOが退任することがわかった。昨年12月に前任のケリー・ロフラー氏が米国の上院議員就任に伴い、CEOに就任したブランディナ氏だが、わずか4ヶ月で退任し、会社を去ることになった。

バックトの親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)は買収部門バイスプレジデントを務めていたデビット・クリフトン氏を暫定CEOにすると発表した。バックトはトップ2入体制で運営しており、社長のアダム・ホワイト氏は社長を続ける。

クリフトン氏は2008年にICEに入社。2013年のNYSEユーロネクストの買収でリーダシップを発揮したとして評価されている。同氏は今後、ブリッジ2ソリューションの統合完了に向けて注力する。ブリッジ2は今年2月にICEが買収した消費者向けロイヤリティソリューションの大手プロバイダーで、バックトが進めている一般消費者向けサービス開発構築を進める。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン