人気の非代替性トークン(NFT)ゲームのアクシーインフィニティ(Axie Infinity)を手掛けるスカイメイビス(Sky Mavis)は、バイナンスが主導する資金調達ラウンドで1億5000万ドルを調達した。

アクシーインフィニティのRonin Bridgeで発生したハッキングで流出した資金を返済することが目的だ。このハッキングでは6億ドル相当の被害が発生している。今回の資金調達ラウンドには、アニモカ・ブランド、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)、パラダイムなども参加している。

このハッキングでは17万3600ETHと2550万USDコイン(USDC)が流出した。スカイメイビスは、これらの資金を回収するか、投資家から資金を調達してユーザーに払い戻しを行うと約束していた。

今回調達した1億5000万ドル以外、残りの金額についてはスカイメイビスのバランスシートから出されることになる。Roninチェーンはバリデータの数が少なかったことが資金流出につながったため、今後3ヶ月でバリデータの数を21に増やすことを決定している。

スカイメイビスは、Ronin Bridgeが再びアクティブになるまでには数週間かかると見積もっている。これはセキュリティ改善やその監査に時間が掛かるためだ。