独ベンツ 優良運転手に独自の仮想通貨付与

 メルセデス・ベンツ製造の独自動車大手ダイムラー社は、スペインで開催されたモバイル・ワールド・コングレス2018で、ブロックチェーンをベースとした独自の仮想通貨「モビコイン」を発表した。安全運転をする優良運転手に報酬として与える。コインテレグラフ・ドイツが5日に伝えた

 モビコインは今年2月に開始した。向こう3週間の試験導入では500人の運転手を対象にする。スピードを抑え、スムーズで安全な運転をするなど、優良な運転手にモビコインを報酬として与える。

 ネットワークに参加する車両からダイムラー社に運転データが送られ、そのデータをもとにモビコインがモバイルアプリに保存される仕組みだ。

 モビコインを最も獲得した参加者には、DTMレースやメルセデスカップ決勝戦などのイベントへのVIPチケットが贈られるという。モビコインを法定通貨や他の仮想通貨と交換できるかは明らかになっていない。

 ダイムラー社のほか、独BMWもブロックチェーンを取り入れる動きを見せている。BMWは今年2月、ブロックチェーンを利用したサプライチェーンプラットフォームのVeChain(べチェーン)との提携を発表した。独ポルシェは、ベルリンのベンチャー企業ザイン社と提携し、ロックシステムと自律走行車の性能向上のため、ブロックチェーン技術を使用することを発表している。

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