8月は仮想通貨業界にとって「魔の月」か GMOやTAOTAOの売買代金が大幅減

やはり8月は仮想通貨業界にとって、苦しい月であると言えそうだ。

GMOフィナンシャルHDは4日、GMOコインの8月の売買代金を発表7月の1兆5277億4300万円から約50%ほど減少し、8134億8000万円に落ち込んだ。一方で口座数は5259増えて28万5524だった。同社は5月以降、1兆円を超える売買代金だったが、8月は4月と近い水準になった。

GMOcoin
(出典:GMOフィナンシャルHD「2019 年8月の月次開示情報(速報)」

今年5月から正式に開始された仮想通貨取引所TAOTAOも荒川佳一朗CEOが11日に8月の実績を報告「6月・7月と順調に追い風をうけて成長して来たTAOTAOも、一旦は小康状態といったところでした」というようにやはり8月の売買代金は伸びなかったようだ。

荒川CEOによると、TAOTAOの8月の取引額は現物が7月の約20億円から3億円に、レバレッジ取引は同260億円から155億円に減少したという

取引量が減少することが背景にあるのか、8月はビットコインにとってリターンが見込めない月とされる。

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某仮想通貨取引所担当者もコインテレグラフ日本版に、8月の実績について「相場はそれなりに動いてはいるのに、びっくりするぐらい何も起こっていない」と明らかにした。一方で「そんなにシーズナリティ(季節による変化)がでるほど成熟している市場でもない」としている。