19日の9時半に発表になった雇用統計は、雇用者数が3.99万人と予想の1.4万人を大きく上回った。また、失業率も5.2%と予想の5.3%を下回った。
好調な雇用統計を受けて、豪ドル円は75.43円まで上昇。しかし、前月発表の新規雇用者数が-1.9万人から-2.48万人へと下方修正したことなどから上値は限られた。
ドル円で円高が進む中、豪ドル円も75.05円まで下落。ただ、6時13分時点では、75.28円と23銭の豪ドル高・円安となっている。
本日は経済指標の発表がなく、上海株式市場など外部環境を睨みながらの動きとなるだろう。
豪ドル円のテクニカル分析と相場見通し
今日の豪ドル円予想レンジ
74.80~75.80円
一時75.05円まで下落して200日移動平均線を割り込んだものの、NY市場では上回って引けている。本日も200日移動平均線を維持できるかが注目だ。底堅い動きになれば、13日の高値75.99円を目指す展開になるだろう。