17日に公表した理事会議事要旨(12月3日分)で、家計所得の低迷継続や労働市場の悪化が顕在化した場合、オーストラリア準備銀行は2020年2月にも追加利下げを行う可能性があることがわかった。

利下げ懸念から豪ドルは弱含んでいるが、本日は9時半の11月雇用統計に注目だ。予想は雇用者数1.4万人増。雇用者数は、オーストラリアで雇用された人数の増減を測定する指標。予想を上回る結果となれば、豪ドルの買い材料となる。

豪ドル円のテクニカル分析と相場見通し 

今日の豪ドル円予想レンジ
74.6~76円

下値は一目均衡表の転換線、上値は200日移動平均線に挟まれている。9時半の雇用統計の内容次第だが、18日の高値75.21円を超えて強い動きになれば、13日の高値75.99円を目指す動きになるだろう。