オーストラリア準備銀行(RBA)は、17日に12月政策会合の議事要旨を公表。それによると、家計所得の低迷継続や労働市場の悪化が顕在化した場合、RBAは2月にも追加利下げを行う可能性がある。

次回の政策会合は2月4日で、四半期経済見通しも同時に発表される。12月3日の政策会合翌日に発表された7-9月期GDP(前期比)は、予想の0.5%を下回り0.4%だった。さらに、個人消費の伸びが低迷していることから、2月の利下げの見方が強まっている。

RBAは2019年に3回利下げを行い、政策金利(キャッシュレート)は過去最低の0.75%。2月の利下げの可能性が高まったことで、豪ドルは売られる展開になっている。

豪ドル円のテクニカル分析と相場見通し

今日の豪ドル円予想レンジ 74.6~75.20円

豪ドル円は200日移動平均線を割り込んだ。豪ドル・ドルも上値が重いので、下落に警戒が必要だ。下値は一目均衡表の基準線74.67をメドに考えている。