俳優であり、ベンチャー投資家でもあるアシュトン・カッチャー氏が24日、野生動物保護の基金に400万ドル(約4億3700万円)をリップル(XRP)で寄付した。この野生動物基金は女優のエレン・デジェネレス氏が運営するもので、デジェネレス氏の番組「エレンの部屋」の中で行われた。
カッチャー氏と彼のビジネスパートナーであるガイ・オザリー氏(マドンナやU2のマネージャーでもある)が、リップルで寄付を行った。カッチャー氏は以前から仮想通貨に関心を持っているとして知られている。カッチャー氏とオザリー氏が立ち上げたベンチャーファンド「A-Grade」はビットペイに投資しているほか、別のファンド「サウンドベンチャーズ」はリップルに投資している。
カッチャー氏は番組内で寄付を申し出て、エレン氏を驚かせた。カッチャー氏は、リップルが仮想通貨だからこそ、「巨大な小切手」を切ることができたと指摘した。
「〔この寄付は〕実際にルワンダフランにすぐに両替することができるんだ。いまここでだよ。しなければいけないことは、このボタンを押すだけさ。これがあなたの口座だ」
かつてエレン・デジェネレス氏は自身の番組内で仮想通貨について語ったことがある。その時はビットコインのことを「インターネットの中にしか存在しない」ヤギと比較して説明した。
「どのように動くかのかを誰も知らない。誰もがビットコインについて語るが、それが何なのか誰も理解していない。まるで混乱している映画の歪んだプロットのようだ」
リップルは過去24時間で約2%上昇し、記事執筆時点では約0.62ドルで取引されている。