仮想通貨ビットコイン(BTC)が日本時間で27日午前、26000ドル台を突破し続伸している。午前10時頃には26800ドルをつけ、27000ドルに迫る勢いだ。

昨今のビットコイン上昇には米機関投資家の参入が背景にあるが、足元の値動きは海外仮想通貨取引所バイナンス等で大量に溜まっていたビットコイン先物のショート手じまいによるものと思われる。ビットコインが高値更新していく中で、前回の高値付近で建てられれた売玉が解消される動きだ。Bybt.comのデータによると、これまでの24時間で約1.3億ドル(約134億円)相当のビットコイン先物がロスカット等のため強制決済されている。
ビットコインはまだ明確な天井を形成していないと見られることから、売りに慎重になるトレーダーも増えそうだ。
また、ビットコイン(BTC)の価格予想モデルとして人気のあるストック・フローモデル(S2F)によると、現在の価格は「中心線」を超えており、堅調な動きが続くと見られている。S2Fモデルは金や銀などのコモディティの価格を予想するために長年つかわれているもので、ビットコインは2021年12月までに10万ドルを超えるとするなど、非常に楽観的な予測をしている。
(過去記事「ビットコインが2021年12月に10万ドル到達は「間違いない」=S2Fモデル考案者のPlanB」)
#bitcoin price $25.3K above S2F model value $24.9K
— PlanB (@100trillionUSD) December 26, 2020
real time S2F charts: https://t.co/K2eCFhz43I pic.twitter.com/ErGHZVDeuW
クリスマスで個人投資家がビットコイン相場に参入
今回の相場で注目すべきは個人投資家の参入が増えている点だ。海外のトレーダーであるPhilip Swift氏は、大口の売方が減る一方で個人投資家の参入が増えていると分析している。
1. $BTC price action looks strong here. Few sellers on Coinbase in the short term shown here by the lack of asks (yellow lines) above price.
— Philip Swift (@PositiveCrypto) December 26, 2020
In terms of on-chain activity... pic.twitter.com/NyLfPiH8gi
Swift氏は「今回の大相場では1000BTC以上保有する大口投資家の動きが静かになっている。現に1000BTC以上保有するウォレットが先週も急減少した。一方で1~10BTC保有する個人投資家のものとみられるウォレットが増加しつづけている。クリスマス休暇中の家族の会話でビットコイン急伸が話題になっていることや、XRPやその他のアルトコインからのビットコインへの流入も価格上昇に寄与していると考えられる」と分析している。
コインテレグラフの相場アナリストであるMichael van de Poppe氏は「フィボナッチ比率分析から見ると25800ドルが節目であり、ここをブレークアウトしていくと次は4万ドルを超えていく可能性がある」とした。
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