キャシー・ウッド氏率いるARKインベストは、市場全体が調整局面に入る中、仮想通貨関連株へのエクスポージャーを拡大し、複数のETFを通じてコインベースとロビンフッドの株式を追加購入した。
火曜日の取引通知によると、同社はARKイノベーションETF(ARKK)、ARK次世代インターネットETF(ARKW)、ARKフィンテック・イノベーションETF(ARKF)の3つのETFを通じて、合計2万2452株のコインベース株を購入した。
コインベース株は当日182.36ドルで取引を終えており、今回の購入額は約410万ドルと推定される。
さらにARKは、同じETFを通じてロビンフッド株15万8587株も取得した。ロビンフッド株は76.07ドルで引けており、取引額は約1200万ドルとなる。
これらの購入は、米国とイスラエルによるイラン攻撃が世界の金融市場に圧力をかけ、主要指数が下落する中で実施された。
コインベース株とロビンフッド株はいずれも当日の取引で下落した。ヤフーファイナンスのデータによると、コインベースは1.55%安、ロビンフッドは3.44%安で取引を終えた。
ポートフォリオを再調整
ARKの開示資料によると、今回の取引は同社ファンド全体のポートフォリオ調整の一環とみられる。
同社はロブロックス、ショッピファイ、アマゾン、ドラフトキングス、コアウィーブ、ジーニアス・スポーツ、ビオンテック、イーライリリーなどの株式を新たに買い増した。
一方で、ロク、百度、TSMC、ネクストドア、ペイジャーデューティ、さらに複数のヘルスケア銘柄の持ち高を減らした。
ETFアナリストのジェームズ・セイファート氏はXへの投稿で、この日のARKの取引について「通常よりもかなり多くの売買を行っていた」と指摘する。
先月、ARKインベストはコインベース株の購入を再開し、約1520万ドル相当の株式を取得していた。それ以前にはポジションを縮小しており、2月5日に約1740万ドル、翌6日にも約2200万ドル分のコインベース株を売却していた。
