27日のプレスリリースによると、ビットコインマイニング企業のアルゴ・ブロックチェーン(Argo blockchain)は、ナスダックでの米国預託証券(ADS)の取引を一時停止した。同社は、28日に行われる発表のため、またロンドン証券取引所が12月27日に休場となるため、取引を停止する必要があると述べている。同社によると、12月28日にナスダックの取引が再開される見込みであるという

同社は、エネルギーコストの上昇とビットコイン価格の下落により、財務問題に悩まされ、倒産の噂が流れたことがある。

12月9日、アルゴは破産を申請したという虚偽の文書を記者に共有した。これを受けて、ロンドン証券取引所とナスダックは同社株の取引を停止。これに対し、実際には破産を申請していないことから、同社株式の取引再開を要請した。

その際、同社は「今後1カ月以内に継続的な事業運営を支えるための資金が不足する恐れがある」ことを認めている。しかし、連邦破産法第11条の適用を回避するために再建の努力を続けていると述べた。