仮想通貨・ビットコインのニュースサイト|コインテレグラフ ジャパン
Nancy Lubale
執筆者:Nancy Lubale元スタッフライター
Fernando Quirós
校閲:Fernando Quirósスタッフ編集者

イーサリアム 3000ドルの水準を維持できるか? 需要減少とETF流出で2000ドル割れリスクも浮上

イーサリアム 3000ドルの水準を維持できるか? 需要減少とETF流出で2000ドル割れリスクも浮上
アルトコイン

イーサリアム(ETH)は直近24時間で小幅に上昇し、一時的に心理的節目である3000ドルを回復した。ただし、現物イーサリアム上場投資信託(ETF)からの資金流出に見られるような需要低下や、テクニカル構造の悪化を背景に、今後数週間で2000ドルを下回る水準まで下落する可能性が指摘されている。

イーサリアム需要、10カ月ぶり低水準に

イーサリアムの需要を示す指標の1つが、2025年3月以来の水準まで急低下している。

カプリオール・インベストメントが算出するイーサリアム需要は、2025年12月13日時点で9万2000ETH超だったが、1月16日にはマイナス3562ETHまで大きく落ち込んだ。執筆時点の木曜日には665ETHまでやや回復したものの、依然として低水準にとどまっている。

価格が下落する局面で需要が減少している状況は、重要なサポート水準を試す中で、積極的な売却が進んでいることを示唆する。特に今週は、3000ドルという心理的水準が意識されている。

イーサリアム需要の変化 Source: Capriole Investments.

前回、需要がここまで低下したのは2025年3月で、その当時の価格は2200ドル前後だった。その後、ETH価格は数日で25%下落し、1750ドルまで下げている。

ETH価格、2800ドルの維持が焦点

イーサリアムの主要なサポートは2800ドルから3000ドルの需要ゾーンにある。この価格帯では、過去6カ月間に約900万ETHが取得されており、取得原価分布データからは潜在的なサポートゾーンが形成されていることが分かる。

オーダーブックのヒートマップを分析した匿名アナリストのクリプトホルダー氏も、同水準でクジラによる大規模な買いが確認されると指摘した。

「2800ドルから2850ドルのサポートブロックと、2500ドルから2600ドルにかけての厚い買い板は、需要がどこに集中しているかを明確に示している」と同氏は水曜日にXで述べ、「この構造は、機関投資家が調整局面を吸収し、蓄積を狙う位置を正確に示している」と付け加えた。

ETHオーダーブックのヒートマップ Source: Kriptoholder

この水準は、50週間移動平均線および弱気フラッグの下限とも重なっている。

ETH/USD 週足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

仮想通貨投資家のバットマン氏も最新のX投稿で、「ETH価格は過去3カ月間維持されてきた最後の防衛線、すなわち2800ドルから3000ドルのサポートに近づいている」と述べた。

「イーサリアムが反発できるとすればここだ。ここを割れば、状況はかなり厳しくなる」。

これを下回ると、下値の注目水準は2460ドル付近の200日間移動平均線、そして心理的節目である2000ドルとなる。

弱気フラッグのターゲットは1850ドルで、下落トレンドが長期化した場合、この水準で底打ちする可能性もある。

bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】

仮想通貨, イーサリアム, マーケット, Market analysis, Altcoin Watch, Ethereum ETF, ETF

本記事は、投資助言または投資に関する推奨を含むものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定を行う際にご自身で調査を行う必要があります。正確かつ迅速な情報提供に努めていますが、Cointelegraphは本記事に含まれる情報の正確性、完全性、または信頼性を保証するものではありません。本記事には、リスクや不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれる場合があります。これらの情報に依拠したことにより生じた損失または損害について、Cointelegraphは一切の責任を負いません。