アニモカ・ブランズは13日、元ユービーアイソフトの幹部やその他のAAAゲーム業界のベテランによって設立されたパリのゲームスタジオ、Darewise Entertainmentを買収することを発表した。Darewiseは現在、新しいプレイ・トゥ・アーン(P2E)の多人数参加型オンライン・ロールプレイングゲーム(MMORPG)である「Life Beyond」を開発中だ。

VentureBeatによると、アニモカ・ブランズはDarewise Entertainmentの70%の株式取得に合意した。

アニモカ・ブランズの共同設立者兼会長であるヤット・シウ氏は、ツイッターで買収の理由を説明した。
 

シウ氏は、アサシン・クリードシリーズやザ・ディビジョンなどのフランチャイズでDarewiseを支えるチームの経験が集約されていることを買収理由の一つに挙げている。戦闘に悩まされるエイリアンの惑星を題材にした『Life Beyond』は、Unreal Engineをベースに制作されており、現在クローズドアルファ版が公開されている。同氏は、「多くのコラボレーション、パートナーシップ、相互運用可能な体験+最高レベルのクオリティを提供する」と述べた。

同社によると、Life Beyondは 「プレイヤーに自身のプレイ選択による個人レベルだけでなく、ゲームの将来の方向性に関する重要な決定を行うことで集合的な意思決定を行う権限を与える」ことを意図しているという。