OpenAIの「ChatGPT-4」がリリースされ、人工知能(AI)が新興テックシーンでの話題の中心となっている。しかし、この画期的な技術についての意見は分かれており、一部では規制するべき恐るべきものだと主張する者もいる。

ザ・サンドボックス(The Sandbox)の共同創設者兼COOであり、ブロックチェーン・ゲーム・アライアンスの会長を務めるセバスチャン・ボルジェ氏は、WOWサミット香港2023でコインテレグラフの取材に答え、「AIが提供する可能性に興奮している」と語っている。

ボルジェ氏は、AIを恐れるのではなく、本質的にはクリエイターがより速く創造活動を進めるために存在すると主張した。

「このツール、生成AIとともに、[クリエイター]は数秒でアイデアを具現化することができる。それは素晴らしいことだ。アイデアが具現化されるスピードは非常に加速された」

ボルジェ氏は、これがメタバースにより多くの生命をもたらし、またユーザーにとってより「多様で包括的な」アバターを提供するのに役立つとも述べた。

The Sandbox co-founder Sebastien Borget and Cointelegraph reporter Jesse Coghlan at WOW Summit Hong Kong 2023. Source: Cointelegraph

彼は、スマートフォンからビデオをアップロードし、ライブフィードから直接感情を取り出してアバターに追加できるAIアプリケーションを開発している会社の事例を挙げた。サンドボックス共同創設者によると、このAIのユースケースにより、コンテンツ制作に「より多くの表現と感情」がもたらされることになる。

「AIはまた、より自動化された方法でチャットのテキストをモデレートして毒性を減らすなど、メタバースをより安全にするのに役立ちました」

AIがWeb3空間において安全性を向上させる方法として言及されたのはこれが初めてではない。AIベースのツールは、非代替性トークン(NFT)市場にセキュリティと透明性をもたらすことができるという声も出ている。AIは、現在利用可能なメタバースではまだ可能ではない物理的な社会的体験のより正確な表現に役立つことができるという意見も出ている

一方でAI懐疑論者は、この技術に起因する潜在的な悪影響について、警鐘を鳴らしている。3月22日、イーロン・マスク氏を含む 2,600人を超えるテクノロジ業界のリーダーと研究者が、さらなるAI開発を一時停止する必要性を強調する公開書簡に署名した。書簡の中では、現在のAI開発速度の速さは「社会と人類に深刻なリスク」になると懸念している。