仮想通貨税務サービスを提供するエアリアル・パートナーズ(Aerial Partners、東京・港)は8日、仮想通貨ウォレットを提供するギンコ(Ginco、同・渋谷)と業務提携し、確定申告の損益計算ツール「Gtax」でギンコのウォレットをサポートすると発表した。Gtaxが国内の仮想通貨ウォレットと連携するのは初めて。
Gtaxは、仮想通貨取引所でのトレードや、仮想通貨による決済(利確)など複雑な損益を自動算出するツール。仮想通貨取引所ビットフライヤーやコインチェック、ビットバンクなど日本の取引所ほか、バイナンスをはじめとする海外の複数の取引所、ウォレットではトレザーに対応している。
今回の提携では「Ginco」ウォレット内での取引履歴を、Gtaxに最適な形でエクスポートする機能を開発する。これにより、ウォレット間での決済・送金情報をGtaxに取り込めるようになり、確定申告に必要な税務処理の手間を軽減する。
エアリアル・パートナーズは6日、Gtaxとクラウド会計ソフトfreeeとの連携を発表している。Gtaxで計算した結果を会計freeeと連携させることで確定申告を全てオンライン上で完結させるサービスの開発を目指している。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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