18日の仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は今日未明に9200ドルに急落したが、直後に反発し、足元では9400ドル付近を推移している。これまでに長期的に下落トレンドであるとされている中で、ビットコインのドミナンス(市場占有率)から正念場であることが指摘されている。
(出典:Coin360 6月18日午前11時45分)
仮想通貨トレーダーのスコット・メルカーはツイッターでビットコインのドミナンスチャートから、現在65%が下限に当たっていることを指摘。このレベルが破られれば、一気に急落する可能性を予測した。
$BTC Dominance
— The Wolf Of All Streets (@scottmelker) June 17, 2020
For those of you that believe in charting this thing, it's dangling on the edge of the precipice. If it breaks down, you know what that could mean?
Something that rhymes with fault reason. pic.twitter.com/eOwwkBTNKS
ドミナンスの減少はビットコインからアルトコインに資金が流入することを示している。ドミナンスが下がれば、ビットコインの下落が続くかもしれない。
ビットコインのドミナンスは2019年9月に73%を記録している。その後2020年に入り、イーサリアムが勢いを取り戻して70%を割り、当時の水準には戻れないでいる。
ドミナンス以外にも現在の価格は重要とみられている。下落すれば一気に急落すると指摘する仮想通貨アナリストもいる。CryptoDonAlt氏は今日未明に反発した9250ドルは逆三尊のサポートが機能したが、もしこのレベルが破られれば急落するかもしれないと主張している。
今後の動きについては、現在のレンジ内の動きが49日続いていることから来週あたりに大きく動くとする声も出ている。