ビットコイン教育ポータルである99ビットコインズは、仮想通貨業界における新たな「葬儀屋」としての任務を務めることになった。

1000を終える「死んだ」仮想通貨プロジェクトを掲載するDead Coinsというサイトがあるが、99ビットコインがこのプロジェクトを引き継ぎ、リストが正確であることを確認し、このプロジェクトに新しい命を吹き込むことになった(そのため、ビットコインやドージコインといったジョークで「殺された」プロジェクトを削除した)。

Deadcoins.comは、その年のICOブームで実現した何百ものアルトコインの死亡を記録するために2017年に開始された。一方、99ビットコインズはビットコインを初めて使用する人に実用的なガイドを提供するために2013年に設立された。

新しくクリーンアップされたDead Coinsのページは、現在1559件のアルトコインの死亡を記録している。

今回の発表で、99ビットコインズの創設者であるオフィール・ベーグル氏は、旧来のサイトはフォーマットのいくつかの問題があったとして、ページをオーバーホールを行ったと述べている。

「Dead Coinsプロジェクトは、少し磨きをかける必要のある素晴らしいアイデアだと思う。誰でも自分で死んだコインを追加できるという事実は、コインのリストを非常に不正確にしていた。私たちは完全なリストを調べ、生き埋めにされていたコインを精査することに何日も費やした」

彼はコミュニティが「シットコイン」を死んだコインと間違えることがあり、コインが実際に死んだかどうかを判断するために明確な指標が設置されるべきだとも付け加えている。

コインもしくはトークンのプロジェクトは、6ヶ月以上にわたって開発が非アクティブなこと、取引高と流動性の低下(誰も取引していないか)、取引所への掲載の欠如、ウェブサイトのダウンもしくはソーシャルメディアの活動の欠如など、様々な理由をもとに「死亡」を判断する。もちろん詐欺やポンジスキームかも判断材料だ。