日本時間で2月23日ビットコイン価格が約20%急落したことを背景に、BTCのレバレッジ取引・先物市場では6000億円規模の大量の強制決済が観測されているようだ。
レバレッジをかけた先物ポジションが一定の「しきい値」まで下落すると強制決済が発生する。例えば10倍のレバレッジをかけている買いポジションは、BTCの価格が5%下落するだけで清算されてしまう。
情報サイトBybt.comによると、ビットコイン先物市場における強制決済金額は22日に急増している。
強制決済が起きている海外仮想通貨取引所はバイナンス、フォビ、ビットメックス、FTX等だ。

ビットコインが2月22日に調整を始めた時、先物買いに必要な「資金調達率」は下落を続けながらも0.15%前後で推移していた。下落相場でもビットコインに強気な投資家が買いを継続したことと、そういった買いポジションが継続的に強制決済されるという残酷なサイクルに火をつけた模様だ。

一方で今回の急落を強気相場における健全な調整だとする見方もある。海外で「ビザンチン将軍」として知られる偽名トレーダーは、今回のビットコイン価格調整が「ブラックスワン」と呼ばれる特大ニュースによって引き起こされたのではなく、複数の大口投資家による協調的な動きと分析。同トレーダーは比較的大規模な買い注文の存在をピンポイントで指摘。大口の買い手が押し目を買うために価格が下落するのを待っていると解説した。
チャート的に見ると、ここからの弱気転換を防ぐためにはビットコインは45000ドルを割らないことが重要となる。ここを割るとより深い調整の可能性が高まるだろう。
関連記事「ビットコイン史上最大の1時間足下落 昨年3月と同じクジラが売却」
関連記事「ブロックチェーンとは|仕組みや技術、種類など解説」
本記事は、投資助言または投資に関する推奨を含むものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定を行う際にご自身で調査を行う必要があります。正確かつ迅速な情報提供に努めていますが、Cointelegraphは本記事に含まれる情報の正確性、完全性、または信頼性を保証するものではありません。本記事には、リスクや不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれる場合があります。これらの情報に依拠したことにより生じた損失または損害について、Cointelegraphは一切の責任を負いません。

