タイでビットコイン利用が増える可能性のある4つの理由

タイはビットコインが成功するための適切な条件を揃えているようだ―数多くの海外観光客、様々な外貨の流入と、そして、テック・フレンドリーな銀行という条件がそろっている。

では、ビットコインがタイで成功するための触媒として何が必要なのだろうか?

 

観光業への高い依存

 

タイは観光客に優しい国であり、観光業だけで国内総生産の19%以上 (直接的なものとそそうでないものも含む) に達する。2500万人の観光客が毎年タイを訪れ、4,000億ドル以上の経済効果がある。

観光業とトラベル関係の雇用は、国の直接雇用の6%を占めており、国内のインフォーマルセクタ―の大部分を外国人観光客からの収益に依存している。

 

両替機関の増加

 

タイバーツに加えて、一部の施設は米国ドルのような外貨の受付も行っている。しかし、外国人観光客は普段利用するためにはタイバーツに両替が必要だ。

外貨両替所は多く存在する上、ATMやクレジットカードを利用することも可能だが、追加料金が発生するだろう。 (外国為替サーチャージに加えて、引き出し手数料もかかるはずだ)

 

銀行はブロックチェーンを含むテクノロジーへ投資

 

世界中の銀行と同じように、タイの銀行は、流行に後れないようテクノロジーに投資をしてきている。サイアム商業銀行のベンチャー部門、SCB デジタル・ベンチャーズは、2016年9月にRippleのシリーズBでの投資に参加した投資家の1つだ。サイアム商業銀行は、昨年の利益の7%から15%まで、技術予算を倍増させている

 

ビットコインに対する政府の姿勢

 

様々な外貨が流入しているタイは、ビットコインとの相性は良い。タイでビットコインが成功するか否かは暗号通貨に対する政府の姿勢で決まってくるだろう。

タイ中央銀行は、過去に (2013年) 、ビットコインを利用する際の危険性について警告した(法整備が整っていないことを受けて) が、暗号通貨は繁栄を続けている。

2つの取引所 (bitcoin.co.th と coins.co.th) が存在し、決済オプションとしてはバンコク銀行とSCBなどの大手銀行がある。タイ政府がビットコインに対して明確に意思表示をすることが、タイにおけるビットコイン普及の加速に繋がる触媒となるかもしれない。

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