仮想通貨分析企業ロングハッシュは、日本時間の午前10時(UTC時間午前1時)がビットコインのボラティリティ(変動幅)が最も大きな時間帯だと発表した。

ロングハッシュが米国最大手の仮想通貨取引所コインベースを基に計算したところ、2017年7月6日から2019年7月2日の間、日本時間午前10時が他の時間より最も乱高下が見られる時間帯だった。

次にボラティリティが高かったのは日本時間の午前9時(UTC時間午前0時)アジアと北アメリカの取引時間が交差する時間帯だ。ロングハッシュは、アジアのトレーダーと西洋のトレーダーが同時に取引を積極的に行うことが要因ではないかとみている。

「アジアのトレーダーが起き始めてその日のニュースに反応し始める一方、北アメリカのトレーダーはまだ起きていてアジア市場の反応に反応している」

ちなみに19日の午前9時、10時の時間帯はビットコインはほぼ横ばいだった。執筆時点(15:50現在)では1万474ドル付近で推移している。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」)

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版