ポルカドットのレイヤー1であり、フランスのトップブロックチェーン・インフラストラクチャであるTernoa(テルノア)が、イーサリアムのレイヤー2として招致された。
これにより、Ternoaが持つ革新的技術が、世界最大であるイーサリアム・エコシステムで容易に活用できるようになる。
利用可能になるプロトコルは現状以下の3つだ。
Fortress(フォートレス)
フォートレス・プロトコルは、ビルトイン・オラクル、Intel SGX、メトリクスサーバなどの様々な技術を駆使した13レベルのセキュリティレイヤーにより、最適な形で対象のデジタルデータを保護する。
Fileflow(ファイルフロー)
ファイルフロー・プロトコルは、プログラム可能で自動化されたファイル伝送を実現する。決められた日付やマルチシグ(電子署名の複数利用)のほか、オラクルを用いた、スマートコントラクトによるオンチェーンおよびオフチェーンの転送条件カスタマイズなどにも対応している。
Rsync(アールシンク)
アールシンク・プロトコルでは、分散型ストレージネットワークにファイルバックアップを行う。データを安全に複製し、トップティアのweb3ホスティングサービスに転送することで、データの耐障害性を保証する。
これらの技術を用いたユースケース例は以下のとおりだ。
・鍵の管理:プライベートキーの分散型オンチェーン保管
・シークレット・コンテンツ:100%プライベートなコンテンツの作成と収益化
・タイムカプセル:トリガーイベントに基づくプライベートデータの保管と伝送
上記以外にも、今後様々なユースケースに対応していく。
ロードマップとしては、年内にスマートコントラクトを搭載し、2024年Q1にはイーサリアム・レイヤー2のテストネット、2024年Q3にメインネットを予定している。
追加情報はこちら(英語):https://ternoa.network/privacy
最新情報はXにて入手可能:https://twitter.com/Ternoa_
Ternoa(テルノア)について
ユーティリティNFTとプライバシーの普及に特化したフランスのレイヤー1ブロックチェーンで、今後イーサリアムのレイヤー2として進化を遂げる。約50のプロジェクトと80のパートナーから成るアクティブなエコシステムで、コミュニティメンバーは20万人に上る。
ウェブサイト: https://www.ternoa.network/
X(旧Twitter): https://twitter.com/Ternoa_
お問い合わせ先:
高橋 幸枝