StreamCoin (STRM) は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)により、3ヵ月間で1,170万ドルを調達したと発表した。STRMの時価総額は現在1,125万ドルだ。

StreamCoinは、今回のICOが成功した要因として、紹介報酬システム、GaStream (GSTRM) のエアドロップ、World Live Streamers ConferenceとWorld Metaverse Conferenceへの積極的な参加、マルチストリーミングプラットフォームである「MeiTalk」アルファ版のローンチなど、複数の戦略が相まって功を奏したと分析している。

同社は今年、すでに複数のマイルストーンを達成している。たとえば、STRMを保有するウォレット数は10万に達した。また、StreamCoinは、投資会社のAKG Ventures、オンライン調査会社のReal Research、仮想通貨ウォレットアプリのAladdin Proなどの有名企業と提携し、開発体制をかためた。

StreamCoinのCEO、ミカエル・アイン・チャイベ(Michael Ein Chaybeh)氏は次のように述べている。
「2022年はStreamCoinにとって、素晴らしい年となった。STRMのICOが大成功を収めたことをはじめ、私たちのめざましい成果は、仮想通貨コミュニティの私たちに対する信頼を物語っている。私たちの勝利は、StreamCoinをサポートしてくれるすべての人々の勝利でもある。今年残された期間のロードマップにおいては、さらにエキサイティングなニュースを報告できるだろう。皆さんの参加を心より歓迎する。私たちの旅はまだ始まったばかりだ」

StreamCoinは、STRMが上場予定の100を超える仮想通貨取引所のリストを、近々発表する予定だという。StreamCoinの広報担当者によると、同社は数ヵ月前からこれらの取引所と密に調整を続けており、上場は同日同時刻に行われる予定という。

4月下旬、StreamCoinのコミュニティの強さがうかがえる出来事があった。仮想通貨取引所のBybitがByVotesイベント(お気に入りの仮想通貨プロジェクトに投票するイベント)を開催したのだが、STRMは、Baby Doge Coin(BabyDoge)、Floki Inu(FLOKI)、EverRise(RISE)、Medabots(MTB)、Galaxy Blitz(MIT)など、名だたる強豪アルトコインのコミュニティと対決することとなった。結果は、STRMの圧勝。はたして、Bybit上場は現実のものとなった。STRMへの投票者には、222,222 STRMの賞金がシェアされる。これはSTRM最高値の時には20万ドルに相当したが、本稿執筆時点では2万ドルに落ち着いている。

「Baby DogeやFloki Inuのような最高峰のプロジェクトと肩を並べてコンペに参加できたことは、StreamCoinにとってすでにして名誉なことだ」とチャイベ氏は言う。「ましてや彼らを抑えての優勝。私たちのコミュニティは、確かに私たちをサポートしてくれていることの決定的な証明だ。私はそれを非常に誇りに思う。STRMに投票して下さった皆様、そして私たちを応援して下さっているすべての皆様に、心から感謝申し上げる」

StreamCoinはまた、STRM保有者がSTRMを一定期間ロックすることでGSTRMから利息を受け取ることができるプラットフォーム「STRM Staking」もローンチした。同プラットフォームは、5月5日午後7時59分(UTC)まで申込み可能である。申込みが完了すると、STRMトークン保有者はGSTRMから利息を受け取ることができる。一般募集中なので、興味のある人はチェックしていただきたい。こちら

さらにStreamCoinは、スワッピングポータル「Stream Bridge」を開始する。これは、イーサリアム(Ethereum)、ファントム(Fantom)、ポリゴン(Polygon)、アヴァランチェ(Avalanche)など、他のネットワークの仮想通貨のリアルタイム価格をSTRM価格に連動させたトークンを、STRM保有者が自分で作成できるプラットフォームである。Stream Bridgeは、取引所リストとともにローンチされる予定だ。

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