トランプ大統領による関税政策の影響で、市場ではアメリカ離れが進んでおり、ドルの価値が低下しています。

伝統的な安全資産とされる金(ゴールド)に資産を移す投資家が増加していますが、ここ最近で主要仮想通貨の1つであるリップル(XRP)にも注目が集まっています。

リップルは、特に韓国で話題になっており、ビットコインを上回る取引量を記録しています。

一方で、Solana(SOL、ソラナ)関連のミームコインも価格を上昇させており、最新銘柄である「Solaxy($SOLX、ソラクシー)」にも、大規模な資金流入が続いています。

史上最高値を更新した金

懸念されるドルの価値低下ですが、4月21日にもトランプ大統領が、FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長(Jerome Powell)を批判し、早期利下げを求めたことから、安全資産としての信頼性が高い金へ資金が流れています。

つい最近、史上最高値を更新したばかりの金ですが、4月22日には1オンス(約28g)あたり3,500ドルを記録して、史上最高値を再度塗り替えました。

より広範な市場では、ドルを売却して、金などの代替資産を購入する動きが目立っています。

リップルが韓国でビットコインを上回る取引量を記録

金の上昇とともに注目されているのが、リップルの値動きで、韓国ではBitcoin(BTC、ビットコイン)を上回る取引量を記録しています。

リップル関連の話題で最近注目されたのが、Coinbase(コインベース)の関連会社であるCoinbase Derivativesが、規制されていたXRPの先物取引を開始したことです。

この取引開始によって、大規模な資金源を持つ機関投資家が、リップル市場に参入することが期待されており、XRPが7年前に記録した史上最高値(3.84ドル)の更新が期待されています。

韓国では、銀行による仲介の必要がなく、簡単に国際送金ができるリップルの人気が高まっており、同国の大手取引所ではここ数日で、XRPの1日の取引量がビットコインの約3倍となりました。

一部の投資家は、金とリップルに強い関連性があると見ており、今年第2四半期(4〜6月)にはXRPが3,000ドル近くまで高騰するという予測も出ています。

リップルの内部関係者によると、同社のCEOとトランプ大統領はここ最近何度か会談を行っていると見られ、大きなプロジェクト立ち上げの話が進んでいる可能性も指摘されています。

ソラナ系ミームコインの復活とともに注目されるSolaxy

トランプ大統領による90日間の関税停止を受けて、資金が戻っている仮想通貨市場ですが、特にソラナ系ミームコインの著しい復活が話題になっています。

ソラナ系ミームコインの中でも、際立ったパフォーマンスを披露しているのが、トレンドのAIを融合したFartcoin($FARTCOIN、ファートコイン)です。

多くのミームコイン銘柄が、一時的な価格調整に入る中、過去24時間で$FARTCOINは17%のプラスを記録しています。

その他にも、トランプコイン($TRUMP)とPopcat($POPCAT、ポップキャット)が、過去24時間でそれぞれ2%と11%上昇しています。

これらのミームコインが基盤とするソラナも、現在140ドル付近を推移しており、最近の底値から約40%回復しています。

そんなソラナエコシステムで、注目されているのが最新銘柄のSolaxyで、実施中の$SOLXプレセールでは、すでに3,100万ドル以上の莫大な資金を調達しています。

Solaxyチームは新機能「ブロックエクスプローラー」を発表

Solaxyの開発チームは、資金調達のマイルストーン達成をきっかけに、新機能となる「ブロックエクスプローラー」を発表しました。

この機能では、Solaxyが開発する独自レイヤー2ブロックチェーン上で行われる取引に関する情報を、リアルタイムに確認することができます。

現在は、試験運用的に公開されていますが、本機能リリースに向けて、不具合などが随時改善される予定です。

Solaxyのレイヤー2は、ネットワークへの負担が大きい取引処理を行い、結果のみを戻して記録するというアプローチで、ソラナチェーンで深刻化している取引エラーの問題を解決できる高いポテンシャルがあります。

イーサリアムのレイヤー2であるArbitrumに続くプロジェクトになることが期待されており、ブロックチェーンゲームや、DeFi(分散型金融)分野で、Solaxyはソラナエコシステムを牽引していくだろうと考えられています。

【Solaxyトークン公式リンク】
公式サイトX(旧Twitter)Telegram