1月10日、仮想通貨を基礎とした準備通貨・分散型ベンチャーキャピタルシステム「Minotaur Money」がCronosネットワーク上で始動した。トークン所有者への報酬システムに特徴がある同プロジェクトでは、トレジャリー内の資金を他のブロックチェーンプロジェクトやトークン、エクイティに再投資することで、膨大なリターンの獲得を目指す。Minotaurは、Cronos上のプレミア分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization/DAO)となり、マルチチェーンの舞台で力を拡大する構えだ。
Minotaur Moneyのプレセールは1分足らずのうちに完売し、250,000DAIトークンの資金を調達した。これは、Cronosのブロックチェーン上で開催されたプレセールとしては史上最速記録だ。華々しいファンファーレが響く中、同プロジェクトは、Crypto.com取引所におけるマーケティング量を基盤とするCronosネットワークにおいて、「迷ったらMinotaur」と言われる存在を目指す。Cronosは、当初ゼロだった総ロック額を2ヶ月足らずのうちに約20億ドルに増やした実績を持つ、今最も成長速度の早いブロックチェーンだ。
Minotaurのプロトコルには、DAOユーザーへの報酬提供に関する課題を解消する2つの特性がある。第一に、同プロトコルには6.66%の売却税が導入されている。これは売却時にのみ適用される取引税で、徴収されたトークンはステーキング実施者に再分配される。これにより、同プトロコルのトークン「MINO」のステーキングに対する年利が、トークン供給量を増やすことなく引き上げられる。
トークン所有者向けの第二の報酬プログラムは、Mad Meerkat Financeとの連携による外部ステーキングだ。同プログラムにより、MINOのステーキング報酬に加えて、最大年率800%のボーナス報酬が提供される。この二重の報酬プログラムは、Minotaurのラップド・ステーキング・レシート・トークン(=ステーキング後に受け取るレシートトークンがラップされた状態)をMM.Finance上にステーキングすることで獲得対象となる。受け取ったMMFトークンをMM.Finance上の別のプールにステーキングすることで、さらにMINOを稼ぐことも可能だ。
外部ステーキングプログラムがMinotaurユーザーにもたらすメリットは多い。複数のボーナスプールがあることで、公平で透明性のあるユーザー還元プログラムを実現し、抽選制を採用する一部DAOとは対照的に全ユーザーが公平に利益の分配を得られる仕組みが実現する。ボーナスプールへの預け入れは、実質的に「預けっぱなし」が可能で、リスク下で清算されたりMINOトークンが担保にされるといった心配はない。
同プロトコルには、フラクショナリー・コード(fractionality code)と呼ばれる仕組みもある。このコードを使ってトレジャリー内からまとまった資金を移動すれば、DAOにさらなる収益をもたらすことが可能だ。想定される対象トレジャリーには、VC取引(買収、エクイティ、トークン)、マルチチェーン・リクイディティ・ファーミング、投票エスクローシステム(例:「Curve Wars」)、そして有名銘柄の仮想通貨投資などが含まれる。
Minotaur Moneyの投資トレジャリーは、ステーキングとボンディングという2つのメカニズムを用いて構築されている。また、同プロジェクトはベンチャーキャピタルとしての機能追求のため、将来的に現実世界での買収やプロジェクト展開を行う可能性もある。そういったプロジェクトに関わる重要なガバナンスは、コミュニティ投票によって方針が決定される。
Minotaur MoneyコントラクトはCronoScanにより検証される。また、Minotaur MoneyチームはAssureと顧客確認システム「Know Your Customer」の検証を完了し、安心のコミュニティ環境を実現するだけでなく、ユーザーの資金の確実な保護に取り組んでいる。MINOトークンはMM.Financeで購入でき、Minotaur.Moneyでステーキング可能だ。
Minotaur Moneyについて
Cronosネットワーク上で稼働するMinotaur Moneyは、仮想通貨をベースとした準備通貨・分散型ベンチャーキャピタルシステムだ。ボーナスプールとして外部のステーキングプールを用いること、また、ステーキングしたユーザーに再分配するための売却税徴収システムを採用することで、公平なユーザー報酬の提供を実現している。