MiniPanther.Moneyチームは、目的特化型の分散型自律組織(DAO)「MiniPanther.Money」をFantomのブロックチェーン上で始動させる。MiniPantherは、ステーキングやボンディングといったDAOのメカニクスを用いて稼働する。一方で、トークン供給量を増やせる期間は14日に限られ、15日目にはリクイディティ・プール内の資金を除くトレジャリー資産の80%を使って買い戻しが行われる。その後、MiniPanther(MP)トークンはFantomネットワーク上のミームトークンになる。14日間のトークン増加によって得られた収益の一部は、黒猫を救う慈善事業に寄付される。

MiniPantherのホワイトリスト向けプレセールは2月12日午後8:00(UTC)に開始される。その後、一般プレセールが2月13日午後8:00(UTC)に開始される。合計250,000Daiの資金調達に向けて、プロジェクトのネイティブトークンであるMPが25,000トークン販売される。MPが完売した場合は、2月15日にプレセール時の2倍の価格で販売され、リクイディティが提供される。

MiniPantherのコンセプトの一部は、大手DAOのガバナンス及びトークン供給に関する最近の問題に由来するものだ。リベース・ステーキングは往々にしてトークン過増の原因となり、分残型自立組織のトレジャリーの不適切な使用につながる。MiniPantherはこの2つ問題に対して、まずはトークンを増やせる期間を14日に限定し、さらにトレジャリーからの通常の出金機能をなくすという方策を取る。そのため、管理者はトレジャリー内の資金に直接アクセスできない。トレジャリー資金のうち80%は、15日目に行われる買い戻しに充てられる。それ以降の買い戻しについては、全て公開型の呼び出し可能機能を使って実施される。

買い戻しが完了すると、MPはFantomエコシステム内のミームトークンになる。MiniPantherはMinotaur.Moneyで使われている売却税システムを導入することで、トークン増加が完全に止まった後でもステーカーヘの継続的な報酬提供を行う。さらに、開発チームはDAOトークンを活用して外部のステーキングプールに対する報酬プログラムを作り、Mad Meerkat Financeと連動するMinotaur Moneyのステーキングプログラムと同様に、トークン所有者に二重の収益を提供することを計画している。

なお、プロジェクト収益の一部は黒猫を救う慈善活動のため寄付される。この取り組みについては、『Tiger King』に出演するキャロル・バスキン(Carole Baskin)氏 がMiniPantherに送った支援ビデオの中でも強調されている。

開発チームは、Assureと顧客確認システム「Know Your Customer」の検証に加え、TechAuditによるコードの予備監査を完了した。過去に構築した5つのステーキング・プトロコルと3つの独立系分散型アプリケーションを含め、チームの実績は高く評価されている。いずれのシステムも、脆弱性をついたコードによる攻撃等の報告はない。

総合すると、MiniPantherは過去に実現したことがないタイプの「短期的で面白い金融ゲーム」ということだ。DeFi2.0の波に、「アッというまで、アツい14日間」というコンセプトをもたらすだろう。

MiniPanther DAOについて

MiniPanther DAOは、Fantomネットワーク上に展開する目的特化型の分散型自立組織だ。トークンの供給拡大期間を14日間に限定し、続く15日目にはトレジャリーの80%で買い戻しを行う。管理者はトレジャリー内の資産に直接アクセスできない。また、売却税の仕組みにより、MPがミームトークンになった後でもステーカーに報酬が提供される。収益の一部は、黒猫関連の慈善事業に寄付される。

Website | Discord | Telegram