「我、現代のプロメテウスたらん」

― Aeschylus, Prometheus Bound

 

誕生

2020年9月16日、Lamdenはメインネットを公開した。なぜいまLamdenなのか? そして、なぜいま世界は新たなブロックチェーンを必要としているのか? かつてイーサリアムを創始した天才青年ヴィタック・ブリテンは、こう語った。「ブロックチェーンが金持ちだけのものなら、こんなつまらない話はないさ」と。神話の時代、プロメテウスは神々の命に背き、人類に文明の火を分け与えた。Lamdenは現代のプロメテウスなのだ。ブロックチェーンという火を、強欲な金融エリートたちの手から取り戻し、大衆に分け与えようとしている。

3年ほど前、ブロックチェーン業界のリーダーたちは、「高速」「安価」「分散化された」ネットワークの誕生を約束した。ブリテン青年もまた「手数料は高くて5セント。それ以上では話にならない」と公言していた。ところが、現在の手数料は平均15ドルに達し、ガス代は数百ドルにもおよぶ。単純なトランザクションでさえ、数分から数時間かかることもある。かつての楽観的な予想に反し、ブロックチェーンの開発はいまだに複雑でコストのかかるプロセスなのだ。

現在ブロックチェーンは、ごく限られた実用例を除けば、エリートたちの遊びの道具と堕している。信頼できるエコシステムを確立を標榜しながらも、その実、ただの集金用プラットフォームにすぎない。Lamdenメインネットのローンチは、ブロックチェーンが本来の目的を取り戻すための反撃の「のろし」といえる。

革命

Lamdenは、正統性と革新性をあわせもつ、ニュータイプのブロックチェーンである。コンセプトは「シンプルなものほど使いやすい」。人々が忘れかけていたブロックチェーンの大原則に立ち戻ろうとしている。そのときLamdenのエンジニアたちは、既存のシステムを手直しするのではなく、まったく新しいカスタムブロックチェーンをゼロから生み出すことを決意した。その結果が、他の有力ブロックチェーンを圧倒する「高速」「簡単」「安価」な破壊的イノベーション=Lamdenなのだ。

Lamdenは速い。‥‥これはまぎれもない事実である。イーサリアムが数分から数時間かかるトランザクションを1/2以下で処理できる。スループットは10万TPS超まで拡張可能で、これはイーサリアムの5,000倍に当たる。ガス代は、イーサリアム1ドルに対し、Lamdenは1セント。取引手数料もイーサリアムでは法外な金額を請求されるが、Lamdenでは無料だ。

Lamdenは、Pythonネイティブのオープンソースプラットフォームである。これは、デベロッパーがいち早くアプリケーションを開発し、収益化することを手助けするためだ。Lamdenのトランザクションは、コミュニティの投票により動的に実行されるため、ネットワークのトラフィック状況に関わらず、料金は常に低く抑えられる。さらに、直感的なユーザインターフェース、堅牢なライブラリセット、テストフレームワークの組込みにより、Lamdenはスマートコントラクトの記述を劇的に高速化した。その用途は、大規模なマルチプレーヤーゲーム、NFT(非代替性トークン)用アプリ、決済ネットワーク、およびDeFiアプリケーションを構築するためには、最適なプラットフォームといえる。

新しい世界

Lamdenは、メインネット公開後も、多くの魅力的な機能をリリース予定である。コミュニティのメンバーは、Lamdenのスマートコントラクションシステムを使って、自分たちのアイデアを活かして、存分に開発を行うことができる。導入期の現在、開発者はスマートコントラクトにより取引されたTAU(Lamden Tauトークン)の90%を自動的に付与される。今秋以降のニュースに注目してほしい。

~ Lamdenとともに新しい世界へ

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