ICP Japanの共創パートナーシップについて

ICP Japanは日本でのInternet Computer(分散型クラウド)エコシステム普及と促進を目的とした組織として、2024年6月にDfinity財団及び世界のICP HUBと連携する形で正式に立ち上がりました。
※ICP/Internet Computer Protocolは、”Web3/ブロックチェーン時代の分散型クラウド” として注目されています。ICP Japan HP参考 

6月下旬のICP Japanローンチイベント()にて、ICP Japanの「共創パートナーシップ」の募集が開始されましたが、この度、最初のパートナーシップが公表されました。

※ICP Japanでは、国内外の共創パートナーとともに、web3事業創出を加速させるエコシステム/コミュニティを構築します。エンタープライズ/企業、開発者/デベロッパー団体・スタートアップ、他チェーンPJ、メディア、大学・イノベーション機関、投資家/VC等の共創パートナーシップ参加が募集されています。(

[2024年11月版のパートナーシップ企業 20社超 ※順次さらに追加予定]

パートナーシップ企業/プロジェクトの概要

電通総研

システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクによって、企業や生活者、社会全体の進化を総合的に支援。

AKINDO

web3プロトコルが開発者コミュニティを形成し、独自のエコシステムを構築するためのプラットフォーム。

bypp

手軽でシンプル、確実なセキュリティを、様々な認証・認可にブロックチェーン技術を組み合わせ、一歩先行く安心をあなたの生活にお届けします。

NFTstudio24

NFTStudio24は、NFT、メタバース、分散化、暗号通貨、 ブロックチェーンの主流および新興の世界についてレポートすることで、グローバルコミュニティを支援することを目的としたメディアプラットフォーム。

Slash

Slashは、Web3決済のプロトコルで、暗号通貨を利用したシームレスな支払いを実現するサービスです。主な特徴は、分散型のプラットフォーム上でマルチチェーン対応を提供し、異なるブロックチェーン間での取引が可能。

あたらしい経済

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたビジネスパーソン向けのWEBメディア。

Yuku

Yuku は、NFT アグリゲーター、3D 空間、AI アバター統合を特徴とする先駆的な AI Web3 プラットフォームであり、すべて分散型 Yuku DAO によって管理されています。

Web3Labs

Web3Labsは香港を拠点とするWeb3.0グローバルアクセラレーターです。香港Web3.0投資同盟(Hong Kong Web3.0 Investment Alliance)はWeb3Labsによって発起され、Web3.0投資機関で構成された投資エコシステム同盟で、香港をWeb3.0分野の重要な投資と革新センターに推進することを目的としています。

ICP Asia

Web3Labsが運営するICPコミュニティネットワーク。

Pacific Meta

Pacific Metaは、Web3特化のグローバルコンサルティングファームです。

Web3の専門家が事業の戦略から実行までを一気通貫で支援します。

産学研究PJ「C3F」

​​iU 情報経営イノベーション専門職大学の産学研究プロジェクト『C3F』です。産学を主体としてInternet Computerを主軸としたWeb3.0の環境創出を活動。

ICPEx

ICPEx は、プロアクティブ マーケット メーカー (PMM) アルゴリズムを使用して、LP とマーケット メーカーが資産を集約し、強力な流動性をより簡単に提供できるように支援します。同時に、ICPEx はユーザーが選択できるさまざまな流動性製品とソリューションを提供します。

ICP HUBs Vietnam

ICP Vietnam HUB は、インターネット コンピュータ プロトコルのイノベーションの中核として、起業家、開発者、愛好家が成長するためのプラットフォームを提供し、専門的なインキュベーション プログラムと重要なリソースを通じて包括的なサポートを提供し、ベトナムのブロックチェーン テクノロジーの未来を形作ります。

ICP HUBs Singapole

インターネット コンピュータ プロトコルのシンガポールハブである ICP Hub Singapore は、DFINITY Foundation と提携して、最先端の Web3 アプリケーションと高度なテクノロジーについてローカルの技術コミュニティに働きかけ、教育を行っています。

ICP HUBs Poland

ポーランドにおけるICPとWEB3の採用、インターネットコンピュータを活用した持続可能なエコシステムの構築を行う。

ICP Taiwan

ICPエコシステムを台湾で形成していくための組織。

ICP Mobile

ICP Mobileは、Internet Computerの機能をモバイルデバイスに拡張し、より広範なユーザーベースにアクセスできるようにすることで、ICPエコシステムの成長と採用を促進することを目指しています。

株式会社プレスマン

株式会社プレスマンは創業89年の会社で、AIやNoCode、LowCode事業を展開。生成AI案件増加中で、WPローコード高速開発やEC×SNSマーケティングが得意。NoCoders Japan協会を後援し、ノーコード人材プラットフォームも運営。

Fuel DAO

FuelDAO は、電動スクーターのレンタル、ライドシェア、燃費の良い車のリースなど、環境に優しい輸送サービスを提供する先駆的な分散型自律組織(ICPで構築)です。バルセロナとその周辺地域から、お客様に質の高い輸送サービスを提供しています。

YRAL

YRALはICPで構築されたオンチェーンSNSであり、分散型のTiktokのようなサービスを提供しています。

Ginco

GincoはWeb3の世界で企業が持続的に成長するために必要なインフラを提供し、お客様と新しいビジネスを共創しています。GincoのインフラはWeb3ビジネス創出に不可欠な機能を網羅しており、様々な業種・業界のお客様を支える総合デベロッパー「Web3 Develoment Company」として事業を展開しています。

Plug

Plug は、インターネット コンピュータ ブラウザーの暗号通貨ウォレットおよび認証プロバイダーです。

Vly.Money

Vlyは、ソーシャルメディアと暗号資産を融合させた革新的な支払いシステム(ソーシャル ネットワークの価値レイヤー)です。Vly walletを使用すると、ユーザーはSNSのハンドルだけで簡単に暗号資産を送受金できます。従来のウォレットと異なり、複雑なアドレスを覚える必要がなく、受取人も新たにウォレットを作成する必要がありません。

(順次追加) etc

(ロゴ掲載をしていない企業様とのパートナーシップもございます)

※共創パートナーシップでは、web3事業創出をCo-Createできる環境の共創(先端人材/ノウハウのディスカッション機会・コラボレーション環境、勉強会等の共催)、PoCやインキュベーションのブースト等、幅広く行っていく予定となっています。
【ICP共創パートナーについて】:https://www.icp-japan.org/partners

[ローンチイベントの際のリファレンス]

【ICP Japanパートナーエコシステム開始資料】: https://drive.google.com/file/d/17pblUoiNivBGdo5CiDeulzYbWIUuN6WR/view?usp=sharing

電通総研とのパートナーシップ共創企画(9/30に実施)

ICP Japanでは、すでにパートナーシップ企業/組織とともに、共通テーマ領域での「エンタープライズMeetup」等が企画され始めており、第一弾として、2024年9月30日に電通総研共催で『【Web3 エンタープライズ勉強会&Meetup】デジタル認証/IDの未来とVCs(Verifiable Credentials)〜ICPを活用したユースケースと包括的なデジタル経済に向けて〜』が開催されました。

【開催レポート】デジタルアイデンティティ革命:「VCs(Verifiable Credentials)」と分散型クラウド「ICP(Internet Computer)」が切り拓く未来:https://www.icp-japan.org/post/verifiable-credentials-icp 

Internet Computer Protocol (ICP)は、革新的なMPC署名機能により、デジタルアイデンティティ分野で大きな可能性を示しています。この技術は、物理的な秘密鍵を持たない新しい署名方式を採用し、複数の参加者で秘密鍵の断片を分散管理することで、セキュリティを大幅に向上させています。(ICPを用いたVCsの実際のユースケースとして、国連開発計画(UNDP)のユニバーサルトラステッドクレデンシャルプロジェクト等、いくつかの興味深い事例が紹介されました。)

チェーン融合/web2-web3統合のポテンシャル

今後、ICPが期待される分野として、「チェーン間の融合的開発/web2-web3の統合的開発」の分野があります。ICPでは、Chain-Fusion(チェーンフュージョン)という、異なるブロックチェーン間やICPとweb2インターネット間でのトラストレスな(特定の仲介のない)通信を可能にする技術があり、注目されています。ブロックチェーン技術の進化に伴い、異なるチェーン間の相互運用性やクロスチェーン開発がますます重要視されているためです。

2024年10月11日には、『【ICP × Ethereumの可能性♾️】EVM互換マルチチェーンも可能💡時代は特性を活かしたクロスチェーン開発か!?』が開催され、ICPとEthereum(EVM)の融合(統合)が、次世代のクロスチェーン開発に大きな可能性をもたらすことが示唆されました。(

今後の展望として、ICPの特性を活かしたクロスチェーン開発の促進が期待されています。パートナーシップの事例展開としても、この観点でのユースケースが期待されます。

<参考>【ICPとは?♾️】ICPとweb3が実現する未来のインターネット

ICP(Internet Computer)について最初に知るためのイベントも、2024年11月28日に企画されています。そもそもICPとはどういったものなのか?を知るための初心者向けイベントとなっています。(
参考:【ICPとは?♾️】ICPとweb3が実現する未来のインターネット 

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