ハッシュポート(hashport)により、異なる分散型ネットワークの相互運用が格段に容易になる。2021年11月9日に始動したハッシュポートは、中立性と安全性、速度、コスト効率性、使いやすさの絶対的なバランスを実現する。

ハッシュポートは、ネイティブトークンを不要とすることで必須のバランスを実現した。ヘデラ・コンセンサス・サービス(Hedera Consensus Service/HCS)の機能を補強し公開型の分散型システムとしての役目を果たす一方で、業界をリードする強固なバリデーションサービス群と連携してポータルを保護する。

連携するバリデーデーションサービスを構成するメンバーを紹介する: 

ワールドプレイ(Worldplay/FIS) 

「ハッシュポートは、取引の煩雑さや所要時間といった、今日の分散型台帳技術(DLT)業界を悩ませる課題の改善に役立つだろう。そう遠くない将来、分散型金融(DeFi)と中央集権型金融(CeFi)をまたぐ決済を対象に、能率的で低コストなリアルタイム決済サービスが現実のものとなるだろう。」ーNabil Manji氏、仮想通貨・新興ビジネス責任者

HBARファンデーション(The HBAR  Foundation)

「複数のブロックチェーンにおける相互運用性は、分散型金融における持続的なエコシステム構築や、新たな流動資産の実現、メタバース の拡張等、様々な変化の鍵となる。こハッシュポートは、DLTネットワークとコミュニティの隔たりを橋渡しする最初のメカニズムの一つを提供するだろう。HBARファンデーションでは、ヘデラのエコシステムへの多様な進入路をサポートする。」ーShayne Higdon氏、HBARファンデーション CEO兼エグゼクティブディレクター

ポリゴン(Polygon)

「ハッシュポートが始動することにワクワクしている。ハッシュポートによって、HBARのコミュニティはより広域なブロックチェーンコミュニティと近づくことができ、それによりネットワークの垣根を超えた成長が促されるだろう。」ーArjun Kalsy氏、Growth 副社長

アニモカ・ブランズ(Animoca Brands)

「ハッシュポートと連携し、異なるブロックチェーン間でのデジタル資産の相互運用を簡易化できることに喜びを感じる。ハッシュポートがブロックチェーンおよびNFT業界に貢献し、大衆のためのメタバース 構築を後押しすると確信する。」ーYat Siu氏、アニモカ・ブランズ 共同創設者兼エグゼクティブチェアマン

ヘックス・トラスト (Hex Trust ) 

「ハッシュポートは、デジタル資産業界をマルチチェーン市場構造に一歩近づける。マルチチェーン市場構造とは、独立したエコシステムを繋ぐことでより高い生産性や利便性を引き出し、ユーザーに対して、増加し続ける様々なプロトコルや分散型アプリへの滑らかなアクセスを提供するものだ。ヘックス・トラストは、チェーン間の繋がりが様々なブロックチェーンプロトコルの能力を引き出し、さらには、調整・更新に対応した統一フレームワークを生み出し無限のユースケースを支えていくものだと確信する。我々はその実現を支持している。」ーAlessio Quaglini氏、ヘックス・トラスト CEO兼共同創設者

ステーブル・ノード(StableNode) 

ステーブル・ノードは、MakerDaoの重要パートナーとして、ステーブルコイン「Dai」のハッシュポート・ブリッジへの統合を行っている。同社とMaker Growth、ハッシュポートは、将来的な連携により、今後展開されるヘデラのエコシステムに分散型金融(DeFi)を追加することを目指す。

「ステーブル・ノードは、これから接する全てのネットワークの成長を目指し、ハッシュポートのポータル開設に参画することに胸を高ならせている。」ーステーブル・ノードチーム

ライムチェーン(LimeChain) 

「ハッシュポートは異なるDLTネットワークの隔たりを埋め、ブロックチェーンコミュニティがかつてない形で共有やコラボレーションを実現するために、待望された重要システムだ。我々は、システムの中核的な開発に携わること、さらには信頼のおける数少ないバリデーターの一つに選ばれ、新設されるハッシュポートポータルのカウンシルメンバーに加わることを誇りに感じる。ブロックチェーンでこれまで埋められなかった「使いやすさ」の欠点を減らし、コミュニティーが容易に連携できる仕組みを作ることで、業界を前進させるための重要なステップになると確信している。」ーDaniel Ivanov氏、ライムチェーン 技術チーム責任者兼ソリューション構築責任者

キャラクシー(Calaxy) 

「キャラクシーでは、単にファンとクリエーターを近づけるだけでなく、ユーザー向け機能を拡張した総体的なエコシステムを構築している。今回のパートナーシップとハッシュポートのポータル提供により、より滑らかに機能し、安全でインタラクティブな資産取引体験がネットワークを超えて実現する。このステップは、キャラクシーがクリエーター経済の進展に向けて果たす役割の一助ともなる。 」ーSpencer Dinwiddie氏、キャラクシー CEO兼共同創設者

BCWグループ(BCW Group)

「ハッシュポートは、DLTネットワーク間の連携における新時代の案内人だ。ユーザーにトークンのスワップや交換を求めることなく、シンプルかつ安全、高コスト効率な方法で、資産のスムーズな移動を実現する。BCWグループはハッシュポートのサービス商用化を担う中核チームの一員となり、さらにはポータルの信頼できるバリデーターとして選ばれたことを嬉しく思う。」ーAakriti Jain氏、BCWグループ マーケティング&ビジネス開発ディレクター 

ハッシュポートとこれらバリデーター群において、メンバーの多様性は強みだ。個々の組織が持つ強み、コミュニティ、外部からの信頼評価が総合的に作用することで、ハッシュポートが新しくて面白いユースケースを発見し、導入するスピードや効率性が高まる。

「分散型台帳業界は成熟し、これまでの実験的な単独プロジェクトから企業を対象とした製品応用の段階に移行し、毎秒数千もの取引を同時進行するようになった。その側で、相互運用性の向上によりデジタル資産を複数のネットワーク間で高速かつ安全に移動する方法を確立することは必須だ。」ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)のインダストリー&パートナー上級副社長であるNigel Clark氏はこう語った。「相互運用性はこの20〜30年間、各業界を牽引するシステム提供者の大部分に、ポテンシャル以上の成長をもたらした。分散型台帳システム業界も例外ではない。ハッシュポートが我々の業界を次段階の成長へと導く力となることを嬉しく思う。」

「分散型ネットワーク間のアクセスは、便利でノンストレスであるべきだ。ハッシュポートは、参加者が踏み入れる際の障壁をあらゆる方法で最小化することにより、その実現を目指す。ユーザー、開発者、そして企業は、以前なら手が届かなかったような新しいユースケースやチャンスを追求できるようになる。」ハッシュポートのビジネスディレクターを務めるJesse Whiteside氏は、こう話した。

ネットワーク空間が進化する限り、ハッシュポートの進化は終わらない。

始動にあたり、ハッシュポートはヘデラの公開型分散台帳プラットフォームをポリゴンネットワークとイーサリアムネットワークに接続させる。他のネットワークについても、今後さらに接続対象を広げる。

あなたの行く手に、可能性の世界がやってくる。

ハッシュポートについて

ハッシュポートは、企業向けの公開型システム提供を通じて、ネットワークを超えたデジタル資産の移動やを可能にし、迅速性、安全性、高いコスト効率性で機能を拡張している。異なるプラットフォームに対する中立性を維持するため、独自のトークンは発行していない。ハッシュポートのネットワークは、頑強で高効率な構造の上に構築されており、世界中から選ばれた業界トップのバリデーションサービス群をパートナーとして運営および保護される。ハッシュポートは厳正なセキュリティ監査を通過しており、また、定期的に包括的なネットワーク試験を行いネットワークの統合性を確認うことで、業界における優れた慣行を実践している。

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