初のテレグラムICOが調達額300万ドルを突破、上場確定

ゲーム業界をテレグラムにより変革するプロジェクト「Dogizen」に、投資家たちの熱視線があつまっている。「プレセールが2月7日に終了」というニュースが広がると、調達額は300万ドルを突破した。

プレセールには、初日から先行者利益を求める人々が集まり、大きな盛り上がりをみせた。おかげでDogizenは、テレグラムがホストとなる史上初の「テレグラムICO」として、その名をとどろかせることになった。テレグラムは仮想通貨界隈で最も人気のあるチャットツールであり、仮想通貨ICOに不可欠な投資家ボリュームとして、世界10億人のユーザーを擁している。

Dogizenの現在の価格は0.000085ドル。Hamster KombatやNotcoinのような先行者たちへの「チャレンジャー」として、自らのポジションを見定めた。ICOはすでに、初期投資家に21.43%の利益をもたらしている。101%のAPY（年利率）を提供する出資プログラムと、Dogizenのまもなく公開するテレグラムアーケードゲーム「Dogizen Universe」からの収益期待と相まって、DOGIZの保有者たちは2025年度の報酬が総額いくらになるか、胸を弾ませている。

魅力的な機会を提供するDogizenの競争戦略

強気相場の複数の前例が、Dogizenの2025年度の成功を期待させてくれる。現在、テレグラムゲーム業界の時価総額の80%以上が、世界最大の取引所バイナンスで取引されており、Hamster Kombat, Catizen、Citizen、 Notcoinといったビッグタイトルはすべてバイナンスからの承認を受けている。つまり、バイナンス上場こそが、これまでトークンの積極的な値動きを生み出すカギだったのだ。

これらのライバルは、バイナンス上場により、すでに3億〜30億ドルの時価総額に育ってしまっている。一方、Dogizenのローンチ時の時価総額は1,000万ドル以下だ。つまり、Dogizenの伸びしろは大きい。ライバルの時価総額のほんの数パーセントの水準にでも達すれば、値上がり益を享受できるわけだ。

Dogizenのチームが「ICOでプレ上場のトークンを販売する」という選択に踏み切ったことは、ライバルたちとはまったく対照的だ。ライバルたちはみな、エアドロップでトークンを配布し、上場時にはしばしば大規模な売り浴びせをくらってしまった。その轍を踏まぬよう、Dogizenの成功のために、競争戦略をよくよく練ったのだろう。

Dogizen上場の最高の潮目

DOGIZトークンが上場するベストのタイミングは、GameFi業界の強気相場と、トランプ大統領が満を持してはなつ暗号資産法案が惑星直列のように重なるときだ。そのときこそ、市場環境はDOGIZの成長を最大限に後押ししてくれるだろう。

業界は「クリプト番長」もとい「クリプト大統領」の就任で、暗号関連の規制を緩和する可能性は大きく高まった。これには、SAB 121の廃止や、戦略的なBitcoin準備金の創設などが含まれる。

世界最大の「犬コイン」であるDOGEが、奇しくも同じ名称の政府機関（DOGE：政府効率化省）の大統領令による設立と相まって、DOGEコイン自身への関心も高まっている。米国市場は、Dogizenのような革新的な新トークンに対する受容性を高めている。DogizenはテレグラムICOで新境地を開拓し、仮想通貨の最も有望なサブセクターの一つである「犬コイン」としても注目度は高い。

Dogizenが属するGameFi業界は、前回の相場サイクルで主要なプレイヤーを演じた。今回のサイクルにおいても、強気相場が勢いを増すにつれて、さらなる成長が期待されている。

「ゲーム」と「仮想通貨」の世界を融合したGameFiセクターは、現在200億ドル以上の市場規模があり、CAGR＝27%で成長している。さらに2032年までに合計1,260億ドルを超えると予想される。 

テレグラム経由でアクセス可能な最初のICOとしてのDogizenのポジションは、9億5,000万人のユーザーにリーチすることでさらにその地位を高め、DOGIZがオープンマーケットに登場するインパクトは大きい。

プレセールはあと2週間で終

投資家が世界初のテレグラム ICOに参加するための猶予期間は 2週間だ。DOGIZは現在0.000085ドルで購入でき、今のプレセールが完売した場合は、ただちに0.000089ドルに値上げされる。

現在の市場動向をみるに、DOGIZトークンの成長の可能性は有望にみえる。良好なマクロ環境と独自のICOアプローチにより、DOGIZは2025年度の「注目のトークン」であることはまちがいない。