世界最大規模の資産運用会社として知られるブラックロックですが、同社が運営しているiShares Bitcoin Trust ETF(IBIT上場投資信託)のビットコイン保有量について、注目が集まっています。

また、IBITへの関心が高まるとともに、関連銘柄として、新しい仮想通貨であるBitcoin Hyper($HYPER、ビットコインハイパー)にも資金が流入しています。

Bitcoin Hyperは、ビットコインに対応する独自レイヤー2を開発していますが、実施中の$HYPERプレセールには、200万ドルを超える資金が流入しています。

本記事では、ブラックロック社のIBITと、Bitcoin Hyperに関する最新情報を簡単にまとめます。

ブラックロックのビットコインETFが70万超え

金色に輝くビットコインのコインが暗い背景の上に立ち並ぶ、高級感あふれる仮想通貨の象徴的なイメージ

冒頭で触れたように、ブラックロック社が運営するビットコイン現物ETFは、現在70万以上のBTCを保有していることが報告されました。

これは、ビットコインの供給量(最大)の3%に相当するとも言われており、IBITはS&P500のIVVや、ラッセル2000のIWMといった大手上場投資信託を上回る運用資産額(現在760億ドル)を叩き出しています。

IBITの次に大きな市場シェアを獲得しているビットコイン現物ETFが、フィデリティ社が運営するWise Origin Bitcoin Fund(FBTC)で、運用資産額は120億ドルを記録しています。

最近では、アメリカの確定拠出型年金制度である401kやIRAも、こういったETFを通じてビットコインに投資することが認められたため、一部の専門家はビットコインは時間の経過とともに、その価値を上昇させていくだろうと見ています。

ビットコイン14万ドル到達との見方も

ビットコインのマークが付いた稲妻型の武器を持ち、力強く立つミーム風キャラクター。Bitcoin Hyperのエネルギッシュな成長や、暗号資産市場における高い注目度を象徴

本稿執筆時点でビットコインは、再び11万ドル台に差し掛かっており、ビットコインがこのまま史上最高値(11万1,970ドル)を更新して、14万ドルに到達するという見方も出ています。

ビットコインの値動きに大きな影響を与えるのは、前述したETFを購入するような機関投資家の存在ですが、そういった投資家たちは現在ビットコインを追加購入する動きが見られます。

そのため、一部の投資家が資産を売却して利益を確定したとしても、後発の買い手が現れて、BTCの価格が上昇するだろうという意見が多く出ています。

そして、ビットコインが上昇すると、主要アルトコインや、その他のBTC関連銘柄も上昇すると見られており、戦略的な投資家たちは大きな成長ポテンシャルを持つ仮想通貨を模索しています。

関連銘柄$HYPERにも大規模な資金流入

スーツ姿の人物が2M(200万ドル)と表示されたスロットマシンの上で瞑想し、周囲に紙幣が舞う様子。Bitcoin Hyperのプレセールにおける資金流入の成功を象徴

ビットコインの関連銘柄としてここ最近人気が上昇しているのが$HYPERトークンで、現在実施しているプレセールは、先日200万ドルの大台を突破しました。

Bitcoin Hyperのプレセールは、早期参入者へインセンティブを付与する目的で、複数の価格ステージが設けられており、時間の経過とともにトークン価格が上昇しています。

現在のステージでは、1トークンあたり0.0122ドルで取引されています。(次のステージまでの残り時間は公式サイトで確認が可能)

$HYPERトークンの保有者になると、Bitcoin Hyperが現在開発しているビットコインのレイヤー2を利用できるだけでなく、ステーキングなどの追加報酬や、ガバナンス権(投票権)を受け取ることも可能になります。

ステーキング機能に関しては、プレセール段階から利用でき、最大で372%の年利(APY)で受動的な報酬が付与されています。

Bitcoin Hyperのビットコインレイヤー2

ビットコイン・ハイパーのレイヤー2に関するステップ解説図。ブリッジ、レイヤー2操作、決済とセキュリティ、出金までの流れを4段階で説明。SVMやZK証明など最新技術の導入を示す

Bitcoin Hyperは、古い技術を使用しているビットコインの取引遅延や、手数料高騰という取引問題を解決するために、独自レイヤー2を開発しています。

このレイヤー2は、高速かつ低コストな取引を提供することで知られるソラナ(SOL)のSVM(仮想マシン)技術を導入しています。

Bitcoin Hyperを使うことでユーザーは、保有するビットコインを、わずか数秒で取引でき、手数料(ほぼ無料)を大幅に節約することが可能になります。

また、イーサリアムやソラナなどに対応できるクロスチェーン機能や、ゼロ知識証明による高度なセキュリティ機能も備えており、DeFiやdAppsなどの従来参入が難しいと言われてきた分野で、ビットコインの活用が拡大することが期待されています。

【Bitcoin Hyperトークン公式リンク】
公式サイトX(旧Twitter)Telegram