仮想通貨市場は、14ヵ月続いたダウントレンドの後、現在底入れのきざしを見せている。だが、前回のブルトレンド末期に立ち上げられたプロジェクトはきびしい淘汰が進み、その多くがすでに姿を消した。競合のプロジェクトが資金調達に失敗したり、虎の子の資金を失ったりする中、 Acta Financeはひとり気を吐いている。現在はエコシステムのMVP開発が終わり、Avalanche テストネット上でのマーケティングのフェーズに移行済みだ。
個人と組織のファイナンス上の意思決定を支援するActa Finance
独立性へのこだわりがActa Financeの特徴だ。特に「人間性への回帰」と 「アクタ・ノン・ヴェルバ」(Acta Non Verba:言葉よりも行為を)」という2つの哲学には強いこだわりを持つ。Acta Financeは、名ばかりの分権型機能がかえって恣意的な操作、腐敗、乱用につながった過去の歴史を鑑み、分権型機能をベースとしながらも、部分的に集中型機能をオンチェーンに採用している。その結果、透明性、セキュリティ、アクセシビリティを兼ね備えた、画期的な分散型金融プロトコルの構築に成功した。この包括的なツールとリソースの集合体は、「ベテランの金融投資家」と「アマチュアの投資初心者」の双方を支援するように設計されている。
同社は、ユーザーがファイナンス上の戦略を最適化し、確かな情報に基づいた意思決定を行い、長期的な目標を達成できるよう支援することを目的としている。Acta Financeは、決して出過ぎた投資指南を行う投資ボットではないが、単なるプロトコルでもない。「より豊潤で革新的で包括的な金融の未来を実現する」という共通のビジョンに向けて取り組む、個人と組織のためのコミュニティである。
MVP版がテストネットで公開中
ActaFiエコシステムは、膨大な製品群を提供する。以下はその一部だ。ActaFi staking、ActaFi farming、ActaFi wNFT、ActaFi referral program、ActaFi address milestones、ActaFi swap、ActaFi liquidity aggregator、ActaFi DAO program、等々。これらの製品はすでに完成版が提供されており、第三者による監査までが完了している。 ActaFiテストネットでの入手が可能だ。これらのツールは、ユーザーが自分の資産を管理し、収入を自動的に得ることを容易にするよう設計されている。エコシステム全体としてスケールメリットを発揮し、あらゆるDeFi(分散型金融)のワンストップショップとして機能している。現在もさらなる開発計画が進行中である。
世界初:DAOがGo-To-Market戦略を策定するプロジェクト
Acta Financeの技術的進歩性は、Go-To-Market戦略(市場参入戦略)を策定するために、DAO(分散型自律組織)を初めて採用したプロジェクトであることに象徴される。2023年2月6日、Acta Financeは、世界初となるDAO投票を実施した。Acta Financeのネイティブ トークンである「ACTA」を2023年Q1末に上場するかどうかの決定を、テストネットのガバナー(将来におけるトークン保有者とサービス契約を締結するパートナーのためのシンプルな合意から構成) に委ねた。DAO投票は2月22日に締め切られ、上場に賛成が80.95%の票を得た。だがこれは、トークン生成イベント(TGE)を確実に成功させるためには、Acta Financeネットワーク全体が今後多大な努力とコストを要することを意味している。投票結果は、次なるマイルストーンであるTGEに向けて会社の進むべき方向を示す一方で、Acta Financeがコミュニティ主導のエコシステムであることを証明してみせた。このことは、Acta Finance社自身にとっても、DeFi業界にとっても、より大きな重要性をもつ。DeFi業界が困難な意思決定に直面した際、業界を効果的にナビゲートするためにDAOを使用する方法の一例として、社会的な認知を得た。
最高水準のコミュニティ報酬
Acta Financeはまた、常にコミュニティの重要性を強調してきた。今回の投票の実施は、その証明でもある。同社はCrew3で「Grow The ActaFam」と銘打たれたエンゲージメントエアドロップ・コンペティションを開始し、日々、多様なクエストと292,500 ACTA(TGE後に提供されている毎月の報酬プールの3倍規模)という途方もない量の報酬プールを提供している。コンペ参加者は経験値(XP)としてACTAを獲得することができる。以下は、その内容である。
- 形式:Crew 3バウンティ キャンペーン
- 開始日:2023年2月27日 (月)
- Go-To-Market Round 1:2月27日12時00分ET~5月1日23時59分ET
- 報酬プール:292,500 ACTA(時価総額$39,487 USDT)
- 月額報酬総額:トークン発行総数(97,500 ACTA)の0.05%
- 参加方法:https://crew3.xyz/c/actafi/questboard より
今回のエンゲージメント・エアドロップ・コンペティション「Grow The ActaFam」は激戦必至だ。だが、最終的な目標は、あくまでActaFamコミュニティを成長させ、最も貢献的なメンバーに報いることであるのを忘れないでほしい。日々新しいクエストをクリアし、友人を招待すれば、自然と大量のXPが手に入るだろう。コンテストの詳細はこちらをクリック。YouTubeチュートリアルはこちら。
ACTAの上場とその先
Acta Financeのdex提供の開始は、3月末から4月頭が予定されている。現在同社は、Avalancheでの上場を前に(正確な日程は未定)、適切なチケットサイズに改訂することで上場の成功をより確実にするため、Paid IgnitionとAvata Networkに助言を求めている。上場までの道のりは遠い。だが、Acta Financeは上場を実行するのはもちろん、その道すがら、DeFi業界に真のイノベーションを巻き起こしながら進むだけのリソースを備えている。
ActaFiのエコシステムは、個人と組織が将来にわたるファイナンス計画を管理できるように支援することを目的としている。Acta Financeが意思決定にDAOを採用していることや、Crew3コミュニティコンペティションを開催していることは、包括性、透明性、コミュニティへのコミットメントの強さを示している。今回の決定を受けて始まった、上場に向けた積極的な取り組みの数々は、Acta Financeのすべての「言葉」には、裏付けとなる「行動」があることを疑いの余地なく示している。ActaFamに参加すれば、あなたもこの革新的な企業とコミュニティの一員となれる。