
ポイント
- 96,000ドルを挟んだもみ合い
- 2020年の感謝祭の暴落の再現は回避
- 香港でHFらの暗号資産免税案、メタプラネットは購入加速
- 米休日の合間で相場は薄く、オプションカットからCME期日の間に一波乱あるか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場はもみ合い推移。
一昨日に90,000ドル(約1370万円)台で切り返すと、昨日朝方97,000ドル(約1475万円)台に反発、その後は96,000ドルを挟んでのもみ合い推移が続いた。
BTCは先週末に10万ドル手前で跳ね返されると、マイクロストラテジーの購入完了やETF市場などでの利食いの動きに押され、一昨日に90,000ドル台に反落した。
しかし、ハト派なFOMC議事録、イスラエルとヒズボラの停戦合意、暗号資産がCFTC所管となりそう、などの小粒な好材料が続き切り返すと、企業や自治体のBTC購入の動きも好感され、昨日朝方には一時97,000ドルまで値を伸ばした。
水曜日のETFフローはBTCが103百万ドルとプラス転したほかETHも90百万ドルと同銘柄にしてはしっかりした流入だったこともありETHの上昇が目立つ展開となった。
アジア時間に入っても、香港でヘッジファンドやファミリービジネスの暗号資産取引を免税とする案が浮上、メタプラネットが新株予約権で95億円の資金調達、うち92億円でBTCを購入すると発表したが、感謝祭で米投資家の買いが期待できないこともあり一時95,000ドルを割り込んだ。
海外時間に入ると一時96,000ドル台を回復したが、イスラエルが停戦したはずのレバノンを攻撃、双方が停戦協定違反を主張する中、BTCは再び95,000ドルを割り込んだ。
今朝はドル建てで96,000ドル台に反発しているが、東京都のCPIが高く、日銀の12月利上げが意識されドル円が一時150円を割り込む中、円建て価格の上値は重い展開となっている。
本日のBTC相場
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著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
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